ジャック短編「団長好きですぅ」最終話 ページ32
やったー!とクルクルと嬉しさで回り出すAの頭をジャックはガシッと掴み「ウゼー」と言い放つ。
だが、ジャックに恋しているAはそんなことも嬉しくて、頰を薄っすらと染めながら「ジャック団長がAに触れたっ!」と語尾にハートマークをつけていた。
「Aはぁ、ジャック団長のこと大好きですぅ」
キャッ言っちゃった、と両手で自身の赤い顔を隠す。対するジャックはカカッと笑いながら「んなこと知ってるぜぇ」と言葉を紡ぐ。ウゼーとか言いながらも、何だかんだ言いながらもジャックはAのことは可愛い部下と思っていた。
「あ〜ん、Aは本当にジャック団長のこと愛してますから。結婚して下さいねぇ」
「カカカ! テメーはホントーにウルセェーな!」
だが悪い気はしねぇ、そうジャックはAの頭を掴んでいた手を離すが、その手でAを抱き寄せた。いつもは騒ぐAだが突然のことでピタッと身体の動きが全て止まった。呼吸することさえも忘れているようだ。
「今度、星授与されたらキスしてやるぜぇ」
だから頑張れ、そう言いたげにジャックは腕の中にいるAを離す。離した瞬間にはぁはぁと呼吸を再開するAの頰は紅潮しており、とても興奮気味だった。
「A、ジャック団長の為にファーストキスを残していた甲斐がありましたぁ!」
大々的に宣伝するAに口元を緩めた。
おわり
ジャック短編「団長、キスして」01→←ジャック短編「団長好きですぅ」01
100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルバーウルフ - ごめんなさい、ゴーシュはリクエストでお願いします。(>_<) (2018年10月27日 21時) (レス) id: 516ce10d59 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - フィンラルで激甘デートからのキス。ゴーシュとレオとフエゴレオン団長をもう一度見てみたいです。 (2018年10月27日 21時) (レス) id: 516ce10d59 (このIDを非表示/違反報告)
円(プロフ) - コメント失礼します。リクエスト大丈夫でしょうか?ノゼルとソリドのツンデレお願いします! (2018年9月12日 0時) (レス) id: d25f818ca2 (このIDを非表示/違反報告)
すてらら - マグナのが良すぎてヤバイです! (2018年9月4日 21時) (レス) id: bc476472b0 (このIDを非表示/違反報告)
Wira - リクエストでございます!リヒトともう一度フエゴレオンお願いします! (2018年9月4日 10時) (レス) id: 73fe050e5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天戯 | 作成日時:2018年4月8日 20時