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”いい人”って、”いい事”ですよね？ ページ3
突然ですが私、Aは現在下駄箱にいます。
伊藤さんに頼まれて。
青峰君に＿＿＿＿しようと、
青「和田、こんなとこで何してんだよ。」
貴「あッ、青峰くん、その、私、青峰くんの事＿＿＿＿」
私が言い終わらないうちに彼は私の横を通り過ぎた。
伊「ちょーっと青峰！！あんた人の告白を無視する気！？！？」
青「やっぱいた。伊藤。俺になんか言いてぇことあるんなら直接言えよ。こんなやつ使わずにさ。」
そう言って青峰くんは私の頭の上に肘を乗せた。
伊「ほんっと...お、覚えておきなさいよ！」
伊藤さんはそうやって捨て台詞(？)を吐いて姿を消した。
貴「あ、青峰くん、気づいてくれてありがとう。」
青「...ずっと見てたから。」
貴「え？」
青「和田の事、ずっと見てたから」
え？あの青峰くんが、まさか私を......？！
青「...いつ見てもいいように使われてておめでたい奴だなってイライラしてた。」
えっと...、夢？
青「風見鶏みてぇに誰にでもイエスマンしやがって。
貴「か...かざ、」
青「人が良いのもほどほどにって注意すりゃあ、挙句の果てにこれだし。」
貴「...」
青「んま、これで懲りたら次からうまくやれば。」
青峰くん...まさか私のために......？
貴「わ、私、どうしたらいい？！」
私って、変われるのかな＿＿＿
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作者名：しらす | 作成日時：2023年2月14日 18時
