猫かぶりの美少年に注意

女たらしパイセン ページ50

side 西田A




「ごめんなさい、ゆるして」

そう言ってキスをした



こうすると、大抵みんなポカンとして動きが止まるからね。

その間に押し倒されてるなら体を起こして、詰め寄られてるならサッと抜ける

しかもこの方法、反発してないから僕のイメージが悪くならずに別れられる。



ほんと僕天才だよね




よし、今回もこれでいったん距離を、
ボフｯ
「ぁ、」←←



うそでしょ




「お前、やめてほしいのか誘ってんのかどっちだよ」




もとの体制にもどされてしまった


えぇ、早く逃げたい




うわ、さっきよりも目がぎらついてる


もっと本気にさせたかも








んー、こうなったらしかたない、かぁ



まぁ、シンプルに

「いやだって言ってんじゃん!」

そう言って体を押し返して無理やりぬけだした



普通にこうするのが早いんだよ。けどね、印象悪くなりそうだから極力しないようにしてる。




「お先に失礼します」


少しだけ起こったような口調でそう言って教室を出た。








「っはぁぁ、怖かった←」

だってだって、めちゃくちゃヤンキーだったんだよ!
最後の方恐ろしくて目も合わさなかった


あの人が何言ってたかもほとんど聞いていなかった





(あぁ、また面倒こと増やしちゃったなぁ)




あの教室ももう行けない



会うの嫌だし









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『猫かぶりの美少年に注意』最後まで閲覧ありがとうございました。


お話が一杯になったので、『猫かぶりの美少年に注意 2』へ突入します
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/amadeusu2/

お気に入り、評価、コメント本当にありがとうございます。

続編も、是非ともよろしくお願いします(*ﾟーﾟ)



加えて、
ものすごく見切り発車なんですが、新しい小説を作りました
よければご覧になってください^^

目移りしちゃう系男子。【男主】
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