先輩 ページ4
「せんぱい」
「ん?」
「無理して抱かなくていいですよ?俺のこと」
「急に、なに?」
「俺聞いたんですよ、せんぱいに彼女できたって」
「…まわんのはやすぎだろ、」
「だから、もうやめません?」
「……。」
「せんぱい彼女いるし、俺なんかもう邪魔なだけじゃん…?」
「……それは、ちがう」
「、別に俺らは付き合ってた訳じゃない、から
誰と付き合おうが、せんぱいの勝手ですよ、ね」
「違うって、A。聞いてくれないか?俺はお前と会えなくなるのとか、耐えられな」
「俺が嫌なの。せんぱいと会うたびに彼女いること思い出して、むなしくなr んっ!?」
ちゅーしてくるよこの人
「ふぁ、んっ、せ、んぱぃ」
「俺、彼女ふってくるから。
俺、Aが好き。男同士だから、って気持ちまぎらわすために彼女作った。けど、そんなの関係ないよな。ごめんな」
………きたー。任務完了?笑
これで、僕の先輩
結構早かったなぁw
「え、ふる、?彼女を…?」
とかとぼけてみるけど、彼女さんのこと考えるとニヤニヤが止まらない(最低)←
「顔緩んでんぞお前、彼女と別れてほしかった?随分強気なんだな笑」
ありゃ、そんな顔に出てたかな
「そんなわけないです、俺もう先輩と会えなくなるとおもってました」
「ふーん、そーなんだ笑」
どう思っていると捉えられても別に、なんでもいい
先輩が僕のになったことにかわりないしぃー
(あー、彼女さんごめんねぇーw)
先輩が想像してるのとは、少し違うことに対して緩む表情を、僕は隠せずにいた
さっきまでベッドの上で向き合っていた先輩は、僕を抱きしめて
「A、すき。お前は、俺のものだからな」
そう呟き、キスをする。
「っふぁ、おれも、んっ」
きゅんっ//
じゃねーから。なーにいってんの、あなたが僕の“あそびどうぐ”なのにさ
とか考えてるなんて、気づくわけないよなぁw
ちゅーしまくって、満足した先輩と別れ保健室をあとにした僕は、自分の教室に向けて歩き始めた。
その道中、先輩の“元”彼女となる人とすれ違い、またまたニヤニヤしてしまうのを今度はかくさず帰った←
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ざく - リヲさん» 嬉しいですありがとうございます(;_;)ぜひこれからもこのお話をよろしくお願いいたします!!! (2020年3月12日 23時) (レス) id: 0984dff57b (このIDを非表示/違反報告)
リヲ - どうも、リヲです。このお話とても面白くて好きです。作者様も含めてです。応援してます。引き続き頑張って下さい。ファイトです。 (2020年3月5日 21時) (レス) id: 6a8b345569 (このIDを非表示/違反報告)
ざく - 夜空さん» なんと!!是非読んでいってください´・ω・) (2020年2月20日 23時) (レス) id: 25ea9b3a64 (このIDを非表示/違反報告)
ざく - 盛岡さん» ありがたきお言葉ぁぁですぅぅ!!! (2020年2月20日 23時) (レス) id: 25ea9b3a64 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - うわああああ!!好みドンピシャです。 (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ざく | 作成日時:2018年3月14日 20時