甘辛彼氏【二宮和也】 ページ9
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和也「下手くそ!!」
和也「味ねぇし…」
和也「いや、その組み合わせなくない…？」
和也「あのさ…「もぉ許して下さ〜い…!!」」
さっきから辛口発言ばっかりする和也に、私は段々恐縮していく。
私だって頑張ってるんだよ…？
そんなに言われちゃうと、自信もなくなっちゃうよ…
A「一旦、休憩…」
なんとなく気落ちしてしまった私は、ベッドに横になる。
A「……ﾊｧ-……」
頑張ってるのに…
和也のバ〜カ…
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―――ｷﾞｼｯ…―――
響くベッドの音。
いつの間にか寝てしまっていたのか、私はゆっくりと目を開けた。
和也「あ、起きた？」
目の前には、片腕を枕にして横になって私を見る和也の姿。
“おはよ。”
ｸｲｯと口角をあげながら、優しく笑う和也。
さっきの和也とは大違い。
でも、素直じゃない私は、そんな優しい和也に背を向ける。
部屋に流れる沈黙の空気。
和也「……ﾊｧｰ…」
私の耳に和也のため息が届く。
そのため息に私の視界が滲んだ。
なんでため息つかれなきゃいけないの…？
頬を伝って、涙が枕にこぼれる。
和也「……A？」
ｽﾞﾙｽﾞﾙとシーツの擦れる音と共に、背後に和也の体温が近付く。
和也「さっきは、ごめん。きつく言いすぎた。」
和也からの突然の謝罪。
私は目を閉じながら聞いた。
和也「いや…言い訳じゃないんだけどさ？言わせてくれる？…あれさ、全部ウソ。」
……えっ？ウソ？
和也「うん、嘘。俺があんなこと思うわけないじゃん。Aが、俺のために頑張ってくれてるわけだし？」
A「じゃあ…なんで？」
私は震える声で尋ねた。
和也「教えてやるから、こっち向け。な？」
私の髪を優しくなぞる和也の手に誘われて、私は振り返る。
和也「んっ。」
私に向かって和也は腕を伸ばした。
A「なに？」
和也「ん、早く来い。」
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝと腕を叩きながらそう言った和也。
もしかして…
腕枕してくれるの？
私が和也を見ると、和也はﾆｺｯと微笑んだ。
その優しい表情に私は安心し、和也の腕に頭を乗せた。
すると、腰にに腕を回されてｸﾞｲｯと引き寄せられる。
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ゆかり - ニノ大好き愛してる (2019年5月13日 23時) (
レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ翔愛してる - 妄想しながら読んでたので、とても興奮してしまいました(*^▽^)/★*☆♪とってもいい話でした！！ニノ翔愛してる(*≧∀≦*) (2016年8月27日 16時) (レス) id: a58dfbaf14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ愛してるよ (2015年11月17日 16時) (レス) id: c8cfb59d13 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 最後の話にｶﾝヽ(；▽；)ノﾄﾞ───!!いい話やなぁ…(´；ω；｀)ブワッ← (2015年8月7日 3時) (レス) id: 752e612093 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - 大チャンの話感動しました！すごぃですねヾ(*´∀｀*)ノｷｬｯｷｬｯその文章力、羨ましぃぉ(●^o^●) (2014年11月10日 17時) (携帯から) (レス) id: caab68aeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：帝
