甘い甘いﾊﾆｰﾐﾙｸ【櫻井翔】 ページ2
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リビングに戻り、持って来た風邪グッズから熱さまシートを取り出す。
それから、自分の鞄に入っていたノート型パソコンを手に持ち寝室へと戻る。
翔「ちょっと冷たいぞ？」
眠るAに確認を取ったあと、前髪をすくいあげて熱さまシートをはった。
翔「ゆっくり休め。」
しばらくAの寝顔を眺め、Aの鼻の頭に唇をﾁｮﾝｯと触れさせた。
翔「さてと…」
ﾝｰと大きく伸びをして、ベッドに寄りかかりながら床に座る。
パソコンを開いてインターネットに繋ぐ。
Yahoo!を立ち上げて、検索開始。
翔「おかゆ……っと。」
エンターキーをﾎﾟﾁｯと押して画面と睨めっこ。
翔「種類……ありすぎ。」
おかゆの検索結果……なんだこの膨大なヒット件数!!
翔「落ち着け…俺にも作れるやつは必ずある。」
自分で自分に言い聞かせる。
A「………ﾌﾌｯ(笑)」
その時、すぐそばで聞こえた笑い声。
俺は慌ててパソコンを閉じて後ろを振り返る。
A「来てくれたんだ？」
口元に手を当てながら、ﾌﾝﾜﾘと笑うA。
その可愛らしい笑顔に俺の頬が赤く染まる。
いやいや、待て。
Aは病人だ。
落ち着け、櫻井翔。
首をﾌﾞﾝﾌﾞﾝと左右に振り、冷静なふりしてAを見つめる。
翔「具合は？」
でも、内心悶々としてしまう。
A「大丈夫だよ。翔が来てくれたら、よくなった(笑)」
あ〜…
そうゆう可愛いこといっちゃいます？
いや、俺も男だし…?
そりゃ、ねぇ……？
………どっかいけ、エロ翔!!
A「な、なにやってるの？(笑)」
必死に頬をつねる俺を見て、Aは笑う。
翔「………自分自身と格闘中…」
うん、確かに間違ってはいない。
A「変なの(笑)」
Aがｸｽｸｽｯと笑ったとき、少しだけ顔が歪む。
A「……ｹﾎｯ……ｹﾎｯ…」
大きな目をｷﾞｭｯと閉じて、Aは苦しそうに咳き込んだ。
翔「ちょっ…大丈夫!?」
立て膝になり、横向きで寝るAの背中をさする。
A「……ん…大丈…」
ｹﾎｹﾎと咳をしながら、Aは俺のシャツを握りしめた。
…辛いんだろ？
ほんとは。
翔「無理すんな…」
たまには、俺にも甘えていいんだよ？
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ゆかり - ニノ大好き愛してる (2019年5月13日 23時) (
レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ翔愛してる - 妄想しながら読んでたので、とても興奮してしまいました(*^▽^)/★*☆♪とってもいい話でした！！ニノ翔愛してる(*≧∀≦*) (2016年8月27日 16時) (レス) id: a58dfbaf14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ愛してるよ (2015年11月17日 16時) (レス) id: c8cfb59d13 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 最後の話にｶﾝヽ(；▽；)ノﾄﾞ───!!いい話やなぁ…(´；ω；｀)ブワッ← (2015年8月7日 3時) (レス) id: 752e612093 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - 大チャンの話感動しました！すごぃですねヾ(*´∀｀*)ノｷｬｯｷｬｯその文章力、羨ましぃぉ(●^o^●) (2014年11月10日 17時) (携帯から) (レス) id: caab68aeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：帝
