九門くんの双子の妹 (ページ8)

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6話幼さページ8

十兄と九門と私は小さい頃3人でお留守番をしていたことがあった。

私と九門は7歳、十兄は9歳だった。最初は3人で仲良く遊んでたんだけど九門が十兄を独り占めして、

八重『だめぇ！！！十兄は八重のなの～！！』

九門「違うよ！！兄ちゃんは俺の兄ちゃんだもん！」

八重『うぅ～…。ﾋｯｸｯ…。八重…だもん…。』

私は涙が止まらなくなってリビングの隅に隠れて泣いていた。
九門との喧嘩は初めてだった。

十座「…おい九門。」

九門「なに？兄ちゃん？」

十座は1人リビングの隅にうずくまっている私の方に来て頭をポンポンっと撫でてくれた。

十座「九門…兄ちゃんって言うのは妹を泣かせちゃいけないんだ分かるか？八重はお前の妹だろ？」

八重『ｳｯ…ｸﾞｽｯ…十兄…ｽﾞｽﾞｽﾞｯ(鼻すする音)十兄八重泣き止んだよ！！褒めて！』

十座「ﾆｺｯ八重…いい子だ。」

八重『うわっ！！？』

後ろから九門が私に抱きついてきた。
なんだか九門に抱きつかれると落ち着くなって思った←

九門「ごめんな。八重ちゃん俺酷いことした。」

八重『八重全然怒ってないよ！！大丈夫！』

十座「よし、二人ともそろそろ母さん達が帰ってくるから家の中片付けるぞ。」

八重九門『「はーい！！」』

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九門「あったなーそんなこと(笑)最後らへんなんてお互いの顔平手打ちしてたもんなぁ～(笑)｣

あーあれは痛かったな←

八重『あの時は十兄が私たちを仲直りさせたでしょ？だから、次は八重が九門達を仲直りさせたい！！』

九門「俺たちを…でも…」

八重『九門顔上げて！！大丈夫！八重はいつでも九門の味方だから！！信じてよ！！だから、九門にお願いがあるの！』