九門くんの双子の妹 (ページ32)

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27話おでかけページ32

私は誉さんと密さんと渡れて談話室に向かった。
談話室には、十兄と臣さんと莇くんが居た。

臣「お？稽古終わったのか？」

八重『あ、いえそれが…』

私は三角くんが怪我したことを話した。

莇「あの、運動神抜群の三角さんが怪我するなんてあるんだ。」

十座「あぁ。」

八重『三角くんの怪我治るまで私が代役をさせてもらうことになったんです。』

臣「え、大丈夫なのか？」

八重『はい、克服のためですし舞台に立つわけではないし。』

十座「八重、頑張れよ。」

八重『うん！ありがとう！あ、私そろそろ行かないと。』

臣「どこが行くのか？」

八重『ちょっと近くまでね！』

十座「待て、危ないから俺がついてい…」

莇「いや、俺がついて行きます。ちょうど俺も外に用事があったんで。」

八重『いいよ！近くだし。』

臣「でもな…あ、そうだ。ついでに買い物頼んでもいいか？莇は荷物持ちってことで。」

んーそれならいいかなって了承した。

八重『それじゃあ行ってくるね！』

十座「あぁ。気おつけろよ。」

私たちは寮をあとにした。

莇「で、どこに行くつもりなんですか？」

八重『やっぱ気になるんだ。』

莇「当たり前。」

八重『んー別にどこってわけじゃないんだよ。ちょっと、教会に行こうかなって。』

莇「は？なんで？」

なんでって聞かれたけど答えなかった。
教会に行く理由、そんなの決まってんじゃん。

────先輩に…会いに行くんだよ。

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

シリアスつづきまーす。