25話 夏組の練習 ページ30
朝ごはんも食べ終わってゆっくりしていると夏組のみんなが今から稽古だと言うので見に行くことにした。
監督「八重ちゃん参加する？」
八重「あー…気が向いたら入ります！」
そうは言ったけど正直まだ怖い…
みんなに迷惑かかるし。
監督「じゃあ、今日はストレッチ終わったらエチュード練します！」
天馬「みんな！しっかりストレッチしろよ。」
三角「はーい！」
八重『あの！監督さん！少しいいですか？』
監督「ん？どうしたの？」
八重『いえ、少し心配事なんですが…三角くん、動きは楽しそうに演じてるんですが三角くん足を痛めてると思うんです。まだ、見ただけなのでなんとも言えませんが…なんだか足をかばっているような…」
監督「そうかな？いつもと変わらないけど？」
八重『……そ、そうですよね！！変なこと言ってすみません！』
それを九門が聞いていたらしく。
九門「待ってください監督！八重が言ったこと当たってると思います。八重は小さい頃から観察力があるので。」
監督「うーん…わかった。三角くーん！ちょっとこっちに来てもらえる？」
三角「はーい！」
三角はいつも通り走ってこちらへ来た。
天馬「監督どうしたんだ？」
監督「あーちょっとね。三角くん座って。」
八重『少し失礼します。』
無理やりズボンをめくると。
椋「あ！！すごく赤いです！」
一成「スミー痛くないの！？」
三角「少し痛いくらいだよ？」
監督「三角くんなんで言わなかったの！！」
三角「カントクさんに心配かけたくなかったから…ごめんなさい…」
(´._.`)ｼｭﾝってなっちゃったなんか申し訳ない…
八重『あのどうして足怪我したんですか？』
三角「今朝、オレがお庭の木で遊んでた時に降りようと思ってジャンプしたらこうなっちゃったんだ〜」
九門「にしても珍しいっすね。あの運動神経抜群のスミーさんが怪我するとか。」
監督「うん。他に何かあったんじゃない？」
三角「うーむ、本当は着地地点に猫さん達がいました！」
椋「それで避けようとして怪我したんですね。」
幸「とりあえず、手当しよ。」
天馬「俺、救急箱取ってくる。」
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作者名：ねこ | 作成日時：2018年8月26日 1時
