九門くんの双子の妹 (ページ18)

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16話春夏秋冬ページ18

ご飯も食べ終わってお茶を飲んでいると

九門「八重みんなに自己紹介しなよ！」

十座「それがいいな」

八重『え！？急だな…んーよし！皆さんはじめまして！！兵頭八重と言います！名前の通り十兄と九門の妹で九門とは双子です！むっくんとはいとこです！えーと幸ちゃんのアシスタント兼モデルをお手伝いさせてもらいます。よろしくお願いします！』

ぱちぱちっ

みんなが拍手してくれたε-(´∀｀*)ホッ

八重『そう言えば監督さん！九門達が話してる時に夏組とかって聞いたんですけど夏組とはなんですか？』

監督「あ、八重ちゃんには説明しとかないとね！ここの劇団は春夏秋冬…つまり春組、夏組、秋組、冬組で役者が別れていて…」

咲也「そうそう！僕は春組だから童話とかおとぎ話の劇が多いんだ。」

天馬「俺たち夏組はコメディ劇が多いな。」

万里「俺んとこは秋組でアクションがメインだな」

？？「僕は冬組で…ってまだ自己紹介してなかったね。僕は冬組の月岡紬です。困ったことがあったらなんでも聞いてくださいね。で、話戻るけど僕の組はシリアスものが多いかな」

とても穏やかそうな人だな…
かっこいい…←

八重『春、夏、秋、冬でやる演目とかも違うわけですね～。あの！監督さん今までやった台本とかって見せてもらうこと出来ませんか？』

監督「台本なら綴くんが持ってるんじゃないかな？うちの台本は綴くんが作ってるものだから」

綴「あーいいっすよ？でもなんで台本なんか見るんだ？」

八重『へ？！あ！いや、それは～その…』

九門「八重は中学の時、演劇部に入ってたんだよな！」

十座「九門！！！」

九門「！？ご、ごめん兄ちゃん」

八重『じ、十兄！！だ、大丈夫だから。落ち着いて』

十座「……八重は中学の時、演劇部にいたんだ…だかそれが間違いだったんだ」

幸「間違いって？」

八重『私、1年生の時に演劇部に入ってたんです。結構、本格的なところで人も多かった中で私、先輩を押し切って主役に抜擢されたんです。』

それが1番初めの間違いだった