プロローグ ページ1
今この状況についていける人はいるだろうか…
なぜこうなってしまったのか…
なぜ今実の兄九門がここにいるのかを。
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今から数ヶ月前の話をしよう
私兵頭八重が話をしよう( ˙꒳˙ )
双子の兄九門は緊張すると熱を出すことが多かった。
でも、九門は人より努力をしてることを私は知ってたし尊敬してた。
一方私はと言うと九門と違い特に才能もなくそのせいか部活にも入らずダラダラと日々を過ごしていた。
はずだった…
八重『九門が劇団に!?なんで急に!!お母さんたちには言ったの!!?それに劇団ったってお兄ちゃんのとこに行くつもり?』
九門は照れくさく俯いた
九門「母さんたちにはまだ…劇団は兄ちゃんとこ行くよ…。」
八重『無理だよ!だって九門は…』
九門「やってみねーとわかんねーだろ!!!俺頑張るからさ!!』
八重『でも、九門あれ克服できてないじゃん…私九門には無理して欲しくない!』
九門「大丈夫だよ八重俺さ頑張るから見といてくれよ!!俺の姿!」
私は九門のこんな姿は初めて見たと思った。
八重『わかった…でも無理はしないでね。それにお兄ちゃんに言ってないんでしょ?大丈夫なの?』
九門「兄ちゃんには…俺から言いたいんだ!!だから大丈夫!!」
と言い九門は立ち上がり部屋を出ていく。
お母さんたちに話に行ったのだろう。
(九門があんなに言うなんて…)
八重『お兄ちゃんの演技が胸に刺さったのかな…はは……』
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作者名:ねこ | 作成日時:2018年8月26日 1時