# ページ7
「ハーブ？」
先輩は、苦笑いをした。
すいません。ハーブなんてね、するわけなかったですよな。
調子こきました。許してください。
「いや、う、嘘です、」
そうです。嘘です。僕あんまりハーブのニオイとかわかんないですし。
ホント嘘です。
僕は意識的に目をそーーっとそらした。
でも先輩が 「何目そらしてんだよっ！」 と僕の髪の毛をグシャグシャとした。
ちょっと痛くて涙が出そうになったけどなんだか嬉しい。
____________。
そうだった、昨日の事件か？ について、話してなかったね。
昨日はあの男が現れて、あの二人を、倒して僕を助けてくれたみたい。
先輩たちは、あの男二人に脅されてたらしい。
人質として、一番弱そうな僕を捕まえたらしい……。そこについては少し腹が立ったが、確かに僕は弱いので、あまり何もいえない。
「それにしてもあの変なマント男何だったんだろう」
先輩が腕組みをして、う〜ん、と唸る。
マント…？ 彼奴マントなんてしてたっけ？ と思い、聞いた。
「してたじゃんか、真っ赤な、しかも彼奴、校舎に女を沢山連れてたらしい 」
もう一人の先輩は、人差し指をビシッとあげて、自信満々に言う。
「あとな、そいつが、学習室ぶっ壊したんだが、ほら見ろ！ なおってる…！」
先輩は学習室を指差した。
本当だ。
昨日はあんなにボロボロになってしまっていた学習室が、前のちょっとボロい学習室になっていた。
直したのだろうか、だが、そんなすぐに工事が終わるとも思えない。おかしい。
「変だよなぁ……」
僕は軽く相槌をうつ。
だが、僕は首を突っ込まないことにしようと思う。
なぜかって？
そりゃあ、変な人たちとはあまり関わりたくはないな、と僕は純粋に思ったからだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年3月15日 17時) (
レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます！更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います！ もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…（4つ目のコメント）評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
