# ページ27
「そうだ、そろそろお家に帰りましょ」
ジョンキー君が、話をそらすように言うと、ハハハハと歩く。
ところで、ジョンキー君の家はどうなってるのだろう……
お母さんもお父さんも居ないってことは、ひとりぐらしか……
すると、ジョンキー君がモジモジくねくねとしながら呟いた
「んでさ、僕ちゃん……お家が無いわけなのよね……とめてもらえないかなぁ?」
やっぱり。 ジョンキー君には家が無いんだ。
勿論……とめてあげるよ!!
その時の僕は実に爽やかだったらしい。でもウザいと言われた。
キースリとも別れて僕とジョンキー君の二人だけになる。
そうだ、今のうちにいろいろ聞いてみよう。
僕はそう思って左を向くと、
距離感っ!!
僕とジョンキー君の間がすごい空いていた。 なんでそんなに遠い!? と僕がツッコむと、ジョンキー君が、チッと舌打ちをして、ため息混じりの声で言う、
「だってオマエ……あれだろ? オカマだもの……」
引きめのジョンキー君にオカマじゃないよ! と否定したが、僕がつけているカチューシャを指差す。忘れてたよ、これ。てか、これジョンキー君が渡してきたんだろ!!
「梅は黙ってなさい!」
「な、梅じゃないって何度言ったら分かるのさー!!」
それからジョンキー君は急に黙る。
ただ、冷たい空気が頬にあたり、いかにも夜の帰り道って感じだ。
「ジョンキー君さ、今まで家が無かったならどうしてたの?」
僕は実はさっきから気になっていたので、サラッと言うと、ジョンキー君の顔が青くなっていることに気づく。
なので慌ててやっぱ良いよ……と言ったら、いつか話してやるよ、と返された。
〜くさいメシ〜
何この メシ〜〜
すごい くさいよ〜〜
何この メシ ふざけんナ マジで!
皆は美味いと言っただと?
何この メシ なんなんだ? マジでぇ〜!!!
OhOhOh〜〜
ジョンキー君の謎の歌は冷たい夜に溶けていったとさ……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年3月15日 17時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます!更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います! もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…(4つ目のコメント)評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ