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day 3 ページ4

day 3

本番10分前。

私は今、ステージの袖にいる。

すでにステージ前にはたくさんのファンがいて

やっぱりキヨさん人気だなぁとしみじみ思う。

?「Aちゃん。」

なんて1人で考え事をしていると後ろから声をかけられた。

振り向くとそこには今までのイベントで沢山お世話になったひげおやじさん。

A「ひげさん!!お疲れ様です!!」

ひげ「お疲れ様!!どう?調子は!?」

A「バッチリです!!」

ひげさんに聞かれて私は笑顔で答える。

ひげさんとは私が売れ始めて初めてのイベントで一緒になり、それからずっとお世話になっている。

久しぶりのひげさんとの再会に会話がはずみ話し込んでいると、スタッフさんに本番まであと5分前です。と声をかけられる。

ス「ひげおやじさんそろそろステージお願いします。」

スタッフさんに言われてひげおやじさんははい!と返事をして、

私にじゃあ今日もよろしくね!!なんて言ってステージに出ていく。

キヨ「ひげさんと仲良いんですね。」

急に後ろから声をかけられて振り向くとそこにはいつ来たのか、キヨさんがいた。

A「はい。色々良くしてもらってて...。」

ひげさんとのここまでの過程を説明するのがめんどうで少しにごして言う。

キヨ「あのさ、イベント前に申し訳ないんだけど、1つだけ言って良いですか?」

何を言われるのだろうか。少し不安になったが、冷静を装ってはい。と返事をする。

キヨ「俺、ステージ出たらキャラ変わるんで、よろしくお願いします。」

あぁ、そう言えばキヨさんって動画用のテンションあるんだったっけか。

とりあえず、私が何かしたわけじゃなくて良かった。

安心の意味も込めて私は了解です。と返事をする。

と、スタッフさんから出番です。と言われ、キヨさんがはい。と言って私を振り返る。

アイコンタクトをとって頷き、私達2人はステージ上に出た。

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設定タグ:キヨ , 最終兵器俺達 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:クマ | 作成日時:2019年10月26日 21時

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