甘党カレシ（黄） (ページ7)

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…？ん？？？

面白いってどういうこと？？

良い意味？悪い意味？ていうかさっきから焦って手震えまくりだし絶対変な人って思われてる…

『それって、有難うございます！で合ってます？？』

「うん、それでよし！あ、タピオカきたきた」

岩本さんはニコッと昨日と同じように目を細めて笑いかけると店長が持ってきたタピオカを見て更に笑顔になった

う、可愛い

店長「まさか今日も来るとはな～

てか照いつまでこのトッピングの組み合わせするつもりだよ」

「タピオカ増量は俺この世からタピオカ無くなるまで一生やるつもりっすよ？笑」

店長「照が来る時は気持ち多めに入れてるんだから感謝しろよ～？」

「え！そうなんすか？ラッキー」

そう言いながらチューっとストローをくわえてタピオカを飲むと、「んー、今日もうま」と笑顔で言った

『岩本さんって、絶対チョコソースもかけるんですか？』

「俺タピオカとチョコめっっっっちゃ好きだからさ」

店長「せっかく照のためにチョコレートミルクティもメニューに追加したのに無視してノーマルのミルクティにチョコソースばっかかけやがって」

「はは、それは申し訳ないっす

次はチョコレートミルクティ頼むんで！」

ごめん！と両手を顔の前で合わせて店長に謝る姿は子どもっぽくて可愛い

「なに、Aさん今日俺の事めっちゃ見てくんじゃん笑」

『いやいや、見てないですよ…！！』

「絶対店長なんか余計なこと教えましたよね？笑」

店長「俺は照がジャニーズってことしか教えてないからな？」

「絶対嘘！店長嘘ついた時の顔してるって！」

店長「なんにも言ってないって！ほら、帰る帰る」

店長はそう言いながら岩本さんをシッシッと手で追い払いながらキッチンに消えていった

「店長ー、俺一応客っすよ？笑

んじゃ、店長にも言われた事だしもうちょっと話したかったけど帰るわ、じゃあねAさん」

『あっ…気をつけて帰ってくださいね！』

そう歩き出した岩本さんに声をかけると、私の声がついつい大きくなっていたのか少し驚いた顔をして振り返り、「Aさんこそ気をつけてね」と言って手を振って帰っていった。

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