29、社会科準備室のわりに設備良すぎ!? ページ31
コンコン
父さん「誰だ?」
「父さん、入るよ」
父「Aか。鍵開けておくから勝手に入ってくれ!」
「立ち入り禁止だよね!まぁ用事がある時は来る人は居ると思うけど、勝手に入るのは気が引ける。書類貰ったけど母さんに渡せば良いの?」
父「どっちでも良いぞ」
「書類今週の金曜日までだからね!」
父「ハイハイ。分かりました」
「とりあえず母さんに渡しとく。それよりもお茶ある?」
父「そこにケトルあるだろ、それで湯を沸かして。茶の葉はこの棚の中、急須も茶の葉と同じ棚」
「はいよ」
父「BBAかよ」
「BBAではありません!」
父さん失礼極まりないよね
ガラガラガラ
ドアが開く音が鳴り振り向くと煉獄先生が入ってきていた
「煉獄先生、助けてよ。父さんにディスられた」
父「俺ディスってねぇし」
杏寿郎「ハハハ、面白い家族だな」
「今頃思ったけどこの部屋設備良すぎん?冷蔵庫あるしソファーあるしエアコンあるしレンジもトースターもあるやん。ケトルもあるからカップ麺食べられるやん」
父「俺ら職員室よりもこの教室の方が落ち着くんだよ。よほどの事がない限りはここに居る」
「仕事せい!」
父「事務作業もここでやってるな。テスト期間以外は」
杏寿郎「校長から許可を得てここで仕事している」
父「ほら、これ食ってないだろ?」
冷蔵庫から差し出されたのは朝食べなかったおはぎだ
「10秒レンチンして。朝から冷蔵庫入れてるんだからカチカチだと思うから」
父「何で俺なんだよ!自分でしろよ!」
「えっだって煉獄先生に頼むのは気が引けるし僕はレンジから遠いから1番近い人がやった方が早いし」
とか言いながらレンチンしてるんだけど……
父「ほら、それよりAお前、良い事あったんか?」
ギクッ
父「図星か」
「とりあえずおはぎ食べさせて!!」
父さんは嗅覚が良いんだった
「いただきます。んふふ、美味しい。小豆は最高だ」
杏寿郎「(相変わらず小豆が好きなんだな。頬が緩んでるぞ。見てて微笑ましい)」
父「杏寿郎も嬉しい匂いがしているぞ…もしや(ニヤニヤ」
杏寿郎「///誤解です!」
茶番みたいなトークがとても楽しい
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年8月28日 21時