16、連絡先交換 ページ18
杏寿郎「1〜2時間目長かったがよく頑張ったな。今から11時まで休憩して11時から校舎内を案内するぞ!」
今の時間が10時35分くらいだけど教室居よう。まぁトイレだけは済まして……そう思っていたが、煉獄先生がこっちに来てみんなに聞こえないように耳元でこっそり
杏寿郎「社会科準備室1人で行けるか?もし行けるなら来い」
玄弥「A何かやらかしただろ?」
そう言ったのだがどうやら玄弥は聞こえていたのだろう。前の席の若葉には聞こえていないようだ
「そんな事した覚えないけどね」
やらかしてはない。多分だけど煉獄先生は僕と一緒に居たいだけ。だから玄弥には申し訳ないけど演技してまで嘘を言う
「とりあえず呼ばれたから行く」
煉獄先生に連れられ教室を出た。誰も人が居ない時に手を握られた。とてもがっしりとしているけど暖かい
社会科準備室に到着してソファーに座るよう促された
杏寿郎「急に呼び出してすまない。ただAと居たいだけなんだ」
「先生、そんな事言ってくれるなんて嬉しいな。でもまだ…出会ってからの日にちが浅いから不安で」
杏寿郎「無理もないな。少しずつで良いからお互いを知っていこう。そうだ!?」
うわっ!?いきなり大声でそうだ!とか言い出すから驚いた
杏寿郎「驚かせてしまってすまない。LAINを教えてくれないか?電話番号でも良いんだが」
「電話番号登録したら自動的にLAINに追加されるんだよ」
杏寿郎「そうだったな。これ俺の電話番号だ」
スマホに煉獄先生の電話番号が載っている画面を見せられ、煉獄先生の電話番号を登録した
「煉獄先生、ちょっと電話かけるね。煉獄先生のスマホに電話番号出てきたら僕のだから」
プルルルルプルルルル←(Aの着信音
ブーブー←(煉獄さんのバイブ音。マナーモードにしているため
杏寿郎「これを登録したら良いのだな」
煉獄先生の連絡先が聞けて嬉しい
「先生、LAIN開いてみて。多分あると思う」
杏寿郎「本当だ」
「先生、条件言っても良い?」
杏寿郎「何だ?」
「電話する時はLAIN電話じゃなくて普通の電話でお願いしても良い?」
杏寿郎「そういう事か良いぞ(ニコッ」
「///」
煉獄先生の笑顔が太陽みたいだ……ズキッ…この笑顔知ってる…誰かが僕にいつも笑いかけてくれた
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年8月28日 21時