13、保健室で ページ15
?「お前らァ何してんだァ?」
玄弥はこの人の声で((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル状態だ。しかもこのノリに乗ってない真面目ちゃん。クラスの何人かも玄弥みたいな状態だ…何か訳ありだな
ズキッ…この人の声も懐かしい感じがする
玄弥「兄ちゃん」
「あの傷だらけで服のボタンを外している人が玄弥のお兄さん!?」
実弥「騎馬戦は禁止だァ」
杏寿郎「不死川に見つかってしまったな」
ズキッ…ズキッ
「うっ…頭が…何」
宍戸若葉「大丈夫?」
「うっ…大…丈夫」
急に頭が締め付けられるくらい激痛が走り出した
「うっぷ…きもぢ…悪い…吐きそう…頭が痛い」
宍戸若葉「先生!大変です!宮武氏が…頭が痛くて吐きそうらしいです」
実 杏「「!?」」
宍戸若葉「私が保健室連れていきます」
保健室にて
?「あら病人の名前は?私は珠世」
宍戸若葉「先生、この人は1年かぼす組の宮武Aです。突然激しい頭痛と吐き気に襲われまして」
珠世「頭蓋内圧亢進症でしょうか?それとも脱水?脳波と採血をしましょう」
実 杏「「A!」」
珠世「先生方、ここは保健室です。怪我人や病人が集まる所なので静かに願います。これから採血と脳波検査を行いますので少し外でお待ちいただけますか?」
杏寿郎「……」
実弥「せめて煉獄だけAの側に居たらダメかァ?」
宍戸若葉「では先生達、Aを頼みます。私は教室に戻ります。失礼します」
実弥「俺も戻るわァ」
杏寿郎「A…」
白い天井に薬品の匂いという事はここは保健室なんだ……しかもこの手…僕が1番…握った手だ
「煉獄…先生」
杏寿郎「大丈夫か?」
「今は…大…丈夫…先生の…手…とても暖かいね…懐かしい…感じなんだ…何年も前にたくさん握って…握られた…そんな感じ」
杏寿郎「気のせいではないのか?」
「うんん……違うよ…この握られた感じ…だけは…覚えている」
K.R?『手を握っても良いだろうか?』
ズキッ…入学してから一瞬頭がズキッと痛む
「煉獄…先生…抱き締めて…欲しいです」
杏寿郎「良いぞ」
「んへへ…ありがとう…やっぱり…懐かしい感じ」
珠世「採血も脳波検査しなくても良さそうですね。またそのような事が起これば検査をしてもらいます。愈史郎、一旦別の所に行きましょう」
愈史郎「はい、珠世様」
愈史郎っていう人と珠世?先生は別の所に行って煉獄先生と2人きりになった
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年8月28日 21時