131ノ型 お目覚め ページ42
(129 130話の内容)
実弥「そろそろ行_」
「さ…ね…み?」
私は猗窩座と戦っていつの間にか蝶屋敷に居て、目覚めると実弥の声が聞こえたので呼んだ。本人に聞こえたのだろうか此方を向いて近付いて来たかと思いきや、強く抱擁してきた。やっぱり実弥の匂いがするし暖かい。
実弥「A!」
「お……おは…おはよう」
寝起きのせいで呂律が上手く回らず、ぎこちない喋りになってしまった。そして無事という意味を込めて優しく微笑むと実弥から涙が零れ落ちていた。本当に毎回心配掛けてしまって申し訳ない。
「さねみ……なかないで…わ…らって」
私は実弥の笑った顔を見たくて割れ物を扱うように優しい手つきで両頬を包み込んだ。すると安心した音が聞こえて微笑み返してくれた。
「ふふ、やっぱり…わらってた方が…良い」
実弥の優しい笑みは母上と重なって見える。まあ実際不器用だけど優しいのは伝わってくる。見た目は強面でも中身は優しいのを知っているから。だから私はいつも惚れるのだけどね……
「さねみ……おまもり、やくにたった……それと__」
実弥「今何て言った?」
恥ずかしいからもう一度は言いたくなくて、でも、顔が赤くなって実弥から視線を逸らた。そして直ぐに実弥の羽織を引っ張り、唇にそっと触れる接吻をした。
実弥「ハハッ、ほんとお前はズリィなァ」
アオイ「Aさん包帯の交_!?起きてる。しのぶ様〜」
アオイさんの来るタイミングが良すぎて接吻していた所見られたのかもしれない。よもやよもや、不甲斐ない。穴があったら入りたい。見られてなければ良いのだけど……それはそうとアオイさんはしのぶを呼びに部屋を出て行った。
「私、どれくらい…ねてた?」
実弥「1週間」
「そんなに?!」
実弥「おう」
何だか実弥に抱擁された時何時もより軽く感じたのは気の所為だろうか?それにいつもより様子が変でよく見ると目の下に隈が出来ていた。間違いなければ実弥は私が起きる1週間まともに食べてないし寝ていないのだろう。
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ツナミカワ(プロフ) - TRINITY🌹FACTさん» 毎度コメントありがとうございます。ご丁寧に名前まで…実はスマホ触ってる時間は長い方なんですけどこっちより他の方優先してしまってほったらかしになってるんです。鬼滅って兄弟や家族想いを大切にしている作品なのでなるべく崩したくないなと思ってます (3月6日 0時) (レス) id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
TRINITY🌹FACT - ツナミカワさん、こんにちは、TRINITY🌹FACTです!!他の仕事で大変そうですがお疲れ様です!!先程今日仕上げた内容ですが杏寿郎が妹思いに何だか感動してます😭次回の内容も楽しみにしてますね(*^▽^)/★*☆♪ (3月3日 17時) (レス) @page21 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - TRINITY🌹YQJFさん» コメありがとうございます。何日か更新停止していましたが原作8巻とアニメを照らし合わせながらの激しい戦いにしています。ノロノロとスローな更新をしてますが最後まで見届けてください (2月26日 0時) (レス) id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
TRINITY🌹YQJF - ツナミカワさん» ツナミカワさん、こんばんはTRINITY🌹YQJFです!!ネームが変更されてますが改めて宜しくお願いいたします🙇今日仕上げた内容ですが無限列車編ヒロインは上弦と激しい戦いが繰り広げられてますが次回を楽しみにしてます(*´∀`)ノ (2月24日 20時) (レス) @page15 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - heaven_childrenさん» コメントありがとうございます。貴方の方こそ体調に気を付けて下さいね。かなりスローですが頑張ります (2月11日 9時) (レス) id: 8933f39901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2024年1月28日 20時