炎柱の妹は風柱の恋仲で……3

103ノ型 下壱魘夢との戦い ページ14

「あれは！？」


前の車両で前の車両で禰豆子ちゃんが人を助けている。御館様、貴方の言う通りでした。これは認めざるを得ない。


杏寿郎「うたた寝している間にこんな事態になっているとはよもやよもやだ。穴があったら入りたい！そしてA起きたか。鬼が列車と融合した」


「音でわかるわ！」


鬼は触手？みたいなので一気に人を喰う気だ。とりあえず車両の人を守る。



ん？今落雷の音が聞こえた。音的に車両の中、外で雷は鳴ってない。


「炭治郎君とが鬼との戦闘を始めた。鬼の首は彼と伊之助君に斬ってもらう事にしよう。1両は善逸君と禰豆子ちゃん。残りの6両の内2両を私が守る。兄さんは残りの車両を」


杏寿郎「うむ！承知した。だがその前に伝達しなければな！それに鬼の少女が血を流しながら戦っているな。御館様が容認していたのが今になってわかる」


人が喰われるのを防ぐ為軽く触手を刻んで炭治郎君が居る場所に向かう事にした。なるほど落雷の音は善逸君だったか。


杏寿郎「竈門少年！」


「ここに来るまでに細かく斬撃入れておいたから再生に時間がかかるけど余裕はないよ」


杏寿郎「手短に話す。この汽車は8両編成で後方6両は俺とAで守る、残り2両を黄色い少年と竈門妹が守る」 ⇧原作アニメでは5両と3両ですが夢主もいるので6両と2両という事にしてます


「炭治郎君と伊之助君は2両の状態に注意しながら鬼(標的)の首を斬る事。良いね？」


炭治郎「でも、今この鬼は」


主 杏「「どんな形になろうとも鬼である限り急所(首)はある！！私(俺)達も急所を探りながら戦う。気合い入れて(ろ)！」」


時間がないので急いで後方に走った。


杏寿郎「俺は最後方から3両、Aは前方3両を頼む」


こくりと頷けば兄さんはそのまま後方に行った。さてこの触手をどう断ち切ろうか…この中は狭くて人も居る。最適な型は捌だ。これなら狭い空間でも応用出来る。しかし鬼の触手は再生をする厄介だ。



！？何の悲鳴だ？耳がキーンってするくらい耳障りだった。もしかして鬼？だとしたらかなりのダメージの斬撃が入ったのだろう。



再び悲鳴が聞こえたと思ったら今度は列車が揺れ始めた。
さっきの悲鳴よりキンキン声だ。そしてその悲鳴で触手が人を喰おうとしたので鬼の触手を刻んだ。



列車が横転してしまった。触手のおかげで人々は何とか助かった。だって乗客200人の声が聞こえる。けど全員が無傷という訳ではないだろう。

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