炎柱の妹は風柱の継子で……2

87ノ型 いつもの台詞 ページ43

あんぱんを食べていつもの台詞を聞いた。


少女「鬼何か知らない、居るわけないでしょ！そんなの」


ご婦人「お辞め、この人は悪い人じゃないよ」


ご婦人が少女の肩に手を置くと少し落ち着いたようだ。
だが完全に落ち着いたわけではなく、切り裂き魔の事件でピリピリしてしまっているようだ。その切り裂き魔が鬼なら倒さなければならない。そして少しでもこの街の活気が湧くようにしなければいけないだろう。


杏寿郎「今し方耳にした所によると、貴方方は暗い内から準備して我々の為に弁当を売りに来てくれるのだな。実に有難い」


「そんな人達を傷つける事は絶対にあってはいけない」


煉 主「「安心するが良い(して)切り裂き魔は俺(私)達が片付ける」」


この場から去ろうとした時に少女が私達を呼び止めた。
何だろうと思い振り返る。すると弁当を買って貰えないか言われた。兄さんが即答で全部頂こうと言ったので無茶ぶりだろ！というのは心に秘めた。でも逆に考えると兄さんよく食べるからこうなりそうなのはわかっていた。



隊士さん荷物持ちになってる。ご愁傷様と言いたくなるのを堪えた。



杏寿郎「ここからは俺とAで行く、ご苦労だった」


隊士さんに頭を下げて帰らせた。列車が駅に到着したので乗り込むことにした。


「そう言えば柱になって兄さんと任務が一緒になる事はなかったな」


杏寿郎「基本柱同士が一緒になる事はないからな！」


「そうね」


杏寿郎「Aは不死川と上手く行ってるか？」


恥ずかしい事をどストレートに聞かないで欲しいところだ。昨日だって抱かれたのに…思い出すだけで…顔が赤くなるんだから…質問に答えるか迷っていた時車掌が入ってきた。兄さんは弁当売りだと言っていたけど、実際は鬼殺隊だなんて言える筈はないのだ………



車掌さん曰く車庫に入るらしい。 音的に兄さんはこの列車に乗ることで無限列車に向かうと予想している。

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