30話 下の名前 千宮路サイド ページ32
〜千宮路視点〜
別の部屋に着き、早速話し出した。
お前が原因なのはわかった。さっき南沢が『貴志部が襲ったのか？』と言っていたが、真狩が『それはない』と断言したから多分そうだろうなと思った。
千宮路「何で貴志部と同じ部屋なんだよ！」
こいつが暗い顔をしたのを俺は見逃さなかった。
A「それは不動監督に文句言って。それより帝国の理事長かなんかに言ってよ。部屋が空いてないから仕方なかったんだ」
今度は半泣き状態でキレていた。そういう事かよ！
千宮路「もう少し危機を持った方が良いぞ」
多分こいつ頭に？マークを浮かばせたと思う。
千宮路「何故って思っただろ？俺たちは思春期の健全な男子。女がお前しかいないという事は襲われるかもしれないって事だ」
A「襲ってきたらブン殴るか蹴っ飛ばすから」
しれっと笑顔で怖い事言ったぞ。こいつ可愛い顔の癖に言うことはエグいな。顔笑ってなく、何故か殺気のような物が出ていて俺の顔が青ざめてしまった。
A「名前何だっけ？」
話題変えるなよ。はぁまぁさっきの黒い笑顔なくなったから良いけど←(良くないです)
千宮路「千宮路大和」
A「じゃあ大和で」
！？昨日の今日会ったばかりなのに下の名前で呼んで良いのか？俺は気になったので聞いてみた。
千宮路「何で下の名前で呼ぶんだ？昨日会ったばかりだろ？」
まさかこいつ俺のこと……そんなわけないな。こいつに限ってそんな事あるか？俺の自意識過剰だろう！
A「千宮路じゃあ長いし言いにくい。下の名前だと3文字で言いやすい。今から謝ってくる」
そういう理由かい！思わずツッコンでしまった。そしてこいつが貴志部に謝りに行こうとしたので引き止めた。
千宮路「なぁそれより俺もお前のこと下の名前で呼んで良いか？お前が下の名前で呼ぶんならお互い様だろ？」
A「うんわかった」
Aが笑ったところ初めて見た。
昨日は会ったばかりだから仕方ないけど……
それに真顔だったから笑ったらこんなに可愛いんだな。
千宮路「////可愛い」
ぼそっと呟いてついつい本音が出た。これがギャップの違いか？
A「何？」
可愛いって言ったのが聞こえてなかったようだ。ちょっと安心した。
千宮路「お前のこと好きなんだけど」
A「///」
顔赤くして逃げた。
一方貴志部はというと何とか落ち着いたようだ。
雪村「貴志部大丈夫なら俺ら部屋戻るわ」
貴志部「とりあえずありがとう」
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.eclipse_effect, - ツナミカワさん» ツナミカワさん、お久しぶりです.eclipse_effect,です(*´∇｀*)ペンネームがほとんど変わりましたがどうぞよろしくお願いします(*´-`)ツナミカワさんの作品毎回楽しみにしながら読んでます！！また、空いた時間がありましたら新たな新作品を是非ともお願いします！！ (5月20日 13時) (
レス) @page19 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
浪川紅葉(プロフ) - ツナミカワさん» よろしくお願いいたします！！ (2022年1月28日 8時) (レス) id: 62db20df10 (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - コメントありがとうございます。初めて作った作品でとても喜んでいただけた事嬉しく思います。疑問に感じた場面もあるかと思いますがどうぞよろしくお願いします (2022年1月28日 0時) (レス) id: 3c9510fdcd (このIDを非表示/違反報告)
浪川紅葉(プロフ) - 初めて！海王学園が大好きな浪川紅葉です！！この小説が大好きなので一気読みしました！特に蓮助が大好きなので、お友達になりたいです。 (2022年1月27日 15時) (レス) id: 62db20df10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナミカワ | 作成日時：2019年2月13日 23時
