4ノ型 ページ5
傷だらけの人「風の呼吸弍ノ型 爪々・科戸風!」
凄い!今の技は初めて見た。今までは炎の呼吸しか見たことなかった。 一瞬で鬼が消えた。不思議に思った。
傷だらけの人「あのなァ鬼は日光に当たるか、これで頸を斬らないと死なねぇんだよォ」
傷だらけの人に見せられたのは刀だ。
深い緑色で鍔は風車?それに悪鬼滅殺って書かれている。
この人の刀とても格好良い。 兄さんも同じようなのを持っていた気がする。それに父u……やめた。父上の事を思い出そうとしていた。いけないいけない。 あんな人を思い出すなんて…
―実弥side―
任務が終わって傷薬が無くなった事に気付き、胡蝶の所に向かおうとしていた。道端に女が居て正直通り道の邪魔だァ。それにしてもあの女の髪色、炎柱の煉獄槇寿郎さんに似てねぇかァ? そう言えばさっきの煉獄槇寿郎さんに似ていた奴が『俺には妹が居てな…だが………急に行方不明となった』と言っていたなァ。もしかしてこいつが?
実弥「てめぇどけ、邪魔だァ」
そう言うと女は無視した。腹立つなァ。
実弥「聞いているのかァ?」 俺は女の前に回り様子を伺った。間違いねぇ。こいつ………
実弥「ってお前…〇〇さんの娘かァ?」
すると急に苦しいような気配に変わって直ぐ倒れそうだった為、こいつを支えた。心配になったので俺が安否確認を
実弥「胡蝶居るかァ」
しのぶ「中に入ってきて下さい」
胡蝶にそう言われ中に入った。
しのぶ「不死川さん、いつものですね。それとこの方は…」
実弥「急に倒れそうだったから連れて来た」
しのぶ「貧血でしょうか?少し休ませます」
実弥「俺は今晩も任務あるから失礼するぜェ」
しのぶ「お気を付けて」
この時の俺はさっきの女と今晩また会う事なんて知らない。
それから俺は家に帰り、夜の任務に備えた。
夜になり任務地に着いた。任務地に付けば早速鬼の気配がするぜェ…ってあそこかァ!鬼を見つけ日輪刀を構えた。
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年11月13日 20時