34 ノ型 不死川邸にやって来たのは… ページ35
最終選別まで時間がないから鍛錬でもしようかな?と思い、木刀を持って鍛錬する。
風の呼吸を教えてもらったのは2年前だけど、その日から私は風の呼吸を使うと嘔吐して倒れていた。だから私は風の呼吸は合わないと判断し、光の呼吸を極めるようになった。ヒノカミ神楽は実弥さんが居る時だけ使っている。 まぁ今は誰も居ないからヒノカミ神楽を使おうかな。ヒノカミ神楽は13個目あるらしいけどどうするのか分からない。だから私が好きなのを使おう!
「ヒノカミ神楽 灼骨炎陽!」
きちんと竹を切れた。
しのぶ「Aさん、お久しぶりです。今の技はヒノカミ神楽ですか?」
天元「派手にすげェな」
「!?」
ヒノカミを使っている所を見られた。それに何で兄さんが居る!?
杏寿郎「A!」
兄さんが力強く抱擁してきた。正直苦しい。
「………」
杏寿郎「心配したんだぞ!」
兄さん、何で私に構うの?確かに心配している音がするけど…それでも突き放したのは私なのに……
杏寿郎「A、聞いてくれ!」
うるさい!私は耳が良いの分かってる癖に耳元で話さないでよ!そう本人に言っても無駄なのだろうけど、鼓膜が破れる。
杏寿郎「俺、柱になった!」
えっ!嘘でしょ! 私は驚きのあまり木刀を落としてしまった。
「……そうなんだ」
そういう事?実弥さんの鴉が居て喋って会議に呼ばれたのは兄さんの柱昇格の為……で?何で
天元「まだ心開いてないのか?てか俺は変人じゃねえ!」
しのぶ「ふふ、宇髄さん変人と思われているんですね」
実弥「ふはっ!ざまあ」
行冥「お邪魔します」
「あっ、はい」
!?盲目で数珠を持ってる人…強い音がする。それも実弥さんや兄さんよりも……経験値が違う。この人が居れば鬼殺隊が勝つんじゃないかと思えるくらいだ。鬼殺隊ではない私でもわかる。
鴉「カァァァ」
「さっきの……」
実弥さんの鴉がまたこちらに来た。あっ!成る程、この鴉お腹空いている音がする。
「ねぇ鴉さん、お腹空いているの?ちょっと待ってて」
私は一度台所に行き、鴉でも食べれそうな物をを探したけど…あっ!昨日の煮物が余ってる。これを皿に盛り付けて鴉に持ってい行く。
庭に煮物を投げると実弥さんが鬼の形相をしていたけど気にしない。だって鴉が美味しそうに食べているから…
35ノ型 手合わせからの宴会→←33ノ型 新柱は何と!?:実弥視点2
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年11月13日 20時