28ノ型 反射訓練百人一首 ページ29
しのぶ「そんなんだから嫌わr」
義勇「俺は嫌われていない」
「ぶっふ」
何なんだ？俺は嫌われていないって…何のお遊びなの？それとも茶番というものなのだろうか？面白くて笑いが止まらなかった。
実弥「珍しく笑ってやがる」
義勇「(反射訓練)するのだろう？」
実弥「冨岡ァ、何をするんだァ？」
反射訓練と言いたいのではないかな？
しのぶ「反射訓練となると薬湯かけですか？」
実弥「いや、百人一首のかるたをする」
百人一首…私の得意分野だ。負ける訳にはいかないな。
天元「誰が読むんだ？居ねぇなら派手に俺が…」
実弥「胡蝶読んでくれェ」
しのぶ「はい良いですよ」
胡蝶という女の人…やっぱり作り笑いだ。悲しい音がする。
天元「不死川、遮るな！そして無視すんな！」
ざまあだ。無視されてるw
「誰でも良いので早く始めますよ」
天元「！？(不死川の継子、百人一首と言ってからの音が変わった。これだけは得意だとでもいう音だな)」
しのぶ「ではいきますね。春すぎて…」
「はい」
しのぶ「ちはやふる…」
みんな、ごめんね。百人一首だけは誰にも譲れないから…
しのぶ「花さそふ…」
！？どうやら実弥さんが取ったようだ。
実弥「風系の句は譲らねェ」
そうか！？実弥さんは風柱だから風系の句は執念で取るつもりだ！
しのぶ「まだいきますよ。滝の音は…」
今度は冨岡という方が取った。それも真顔で。えっ真顔で！？
しのぶ「音に聞くたかしの…」
天元「派手な句は俺が頂くぜ」
それからは100個終わるまで勝負は続いた。
しのぶ「終わりました各自枚数を数えて下さい」
どうやら私は40枚取っている。
しのぶ「1人ずつ枚数を教えて下さい。では宇髄さんから」
天元「俺は派手に25枚数だ。次は冨岡」
義勇「10枚」
実弥「俺も25枚だァ」
天元「残りはお前の数だな」
「40枚です」
天元「お前、まじで派手に取っていたな。取る時の音が違った」
「………」
実弥「反射訓練は問題なさそうだなァ」
「百人一首だけは…物心が付いた時から覚えていたので……」
しのぶ「それにしてもその反射は凄いですね。薬湯かけというより白湯かけをやってみれば良いのではないでしょうか？」
胡蝶さんという方の考えで白湯かけをする事になった。
しのぶ「やり方分かりますか？一度見ていて下さい。冨岡さん殺りますよ」
胡蝶さん字が…違う！！
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作者名：ツナミカワ | 作成日時：2020年11月13日 20時
