112、夢主が遅くて心配になる ページ32
―蜜璃side続き2―
海水浴場に着いて場所を取りに行ってブルーシートを広げ、パラソルも広げた
不必要な荷物だけは置く事にした
2人が場所取る間に2人が着替えるというAちゃんの発想でそのようにする事にした
蜜璃「先に誰が着替える?」
「カナヲとしのぶさんは同じロッカーを使うとして、蜜璃さんと僕がロッカーを一緒に使う事にしたいと考えてます。
その理由としてはカナヲとしのぶさんは血は繋がってなくとも姉妹ですから。
姉妹が同じロッカーを使う方が管理がしやすいと思ったからです」
やっぱりAちゃん賢いのね。素敵だわ(キュン
しのぶ「ではカナヲ、先に着替えてきて下さい。鍵の管理は私がします」
蜜璃「Aちゃん先に着替える?」
「じゃあそうさせていただきます」
Aちゃんとカナヲちゃんは更衣室に向かった
蜜璃「伊黒さん達来てるかな?」
しのぶ「まだ見えませんね」
10分程が経ちカナヲちゃんだけが出てきた。あれ?Aちゃんどうしちゃったのかしら。心配になってカナヲちゃんに聞いた
蜜璃「カナヲちゃん、Aちゃんは一緒じゃないの?」
「カナヲ「Aが先に行っててって…しのぶ姉さん、ロッカーの鍵」
カナヲちゃんが来て数分後くらいにAちゃんが来た
「お待たせしました」
カナヲちゃんが選んだ水着を着ていると思って期待していたがそうではなくて残念だった
しのぶ「あれ?Aさん、カナヲに選んで貰った水着ではないんですか?」
「いや、カナヲに選んで貰った水着ですよ」
Aちゃんは上着のチャックを開けた
蜜 し カ「「「えっ凄い。似合ってる」」」
私達3人の言葉がハモった
Aちゃんスタイル良いのね。羨ましいわぁ。それよりも
蜜璃「上着脱がないの?」
しのぶ「せっかくなので脱いで下さい」
Aちゃんは少し悲しい顔をした気がした。気のせいよね
「ごめんなさい。それは出来ない」
何でだろう?せっかくの良いスタイルがもったいない
「昔、日焼けし過ぎて悲惨な目にあったので着ます」
そうだったのね。だから上着を着ていたのだと思うと脱がないのか聞いた私が馬鹿だった。仕方ないよね?人には人の事情があるのだから
113、呼び方変わるだけで親近感が湧くと思うととても嬉しいよ→←111、水着はファッションだよ
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年10月24日 4時