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98、過去の夢 ページ18

天元「A、派手に土産持って来たぞ」

実弥「寝てやがる。それも気持ち良さそうに」

杏寿郎「うむ、どうしたものか」


ん?誰かの声が聞こえる……僕は鬼殺隊の服着てる。これって僕が初めて隊服を着た時の

杏寿郎『隊服だな。一昨日のよりは露出が少ないから安心すると良い』

『杏寿郎さんとお揃いだ。嬉しいな』

これってやっぱり僕が過去に体験した夢だ


色々と任務をこなしていた

炭治郎『煉獄さんもAも誰も死なせなかった!!お前の負けだ!!煉獄さんとAの勝ちだ!!うああああああ』

このシーンは確か…僕と杏寿郎さんが死ぬ間際だった。何でこんなのが出てくるんだ


えっ…杏寿郎さんが殺られる

「やめてええええ」

パッと目が覚めて起き上がった

「はあはあはあ…夢か」

天元「うおっ派手にビックリした」

杏寿郎「変な夢でも見たのか?」

「もうこんな時間なの?変な夢だった」

実弥「もし良ければ教えてくれェ」

「実は…かくかくしかじか…という事があった」

僕はさっきの夢の事?についてありのままに話した。3人は何も言わず話を聞いてくれた

杏寿郎「A……」

杏寿郎さんがギュッと抱き締めてくれた

杏寿郎「もう大丈夫だ。あの時とは違う」

実弥「現在にも鬼は居るが、お前らの所に鬼が襲って来たら俺が殲滅する」

天元「現在の鬼は滅多に人は襲わないらしいがな」

3人からの言葉は暖かくて安心する。だから涙が溢れてくる

涙を止めるため病院のパジャマでゴシゴシと擦っていた

実弥「あんま擦るなァ」

天元「派手に目が腫れるぞ」

杏寿郎「可愛い顔が台無しだぞ」

杏寿郎さんはそう言って涙を拭いとってくれた

杏寿郎「あっ!」

「!?」

いきなり大声出すものだからビックリして心臓飛び出るかと思った

実弥「ここ病院」

杏寿郎「すまない。Aの退院について思い出してな」

天元「どうなんだ?」

「明日退院できるって。でも迎えが必要らしくて」

口ごもっていると

杏寿郎「そう思って、君の母上に頼んでおいた!俺が迎えに行くと…お願いした!今日は夜勤明けで明日、君の母上は休みだと聞いた!夜勤で疲れている事もあり、俺が行く事に決まったんだ」

杏寿郎さん、本当に貴方っていう人はどこまで他人を優先にするんだ……そうじゃないかもしれない。だって杏寿郎さんは一度決めたことはなかなか変えないから

そうは思っても杏寿郎さんが来てくれるのが嬉しかったりする

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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年10月24日 4時

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