81、たい焼き屋 ページ2
次の日になり今日は待ちに待った夏祭りの日の15時30分
「くっ苦しい」
母「仕方ないのよ。帯はきちんと締めないといけないんだから」
苦しさと格闘して数十分が経った。
いつもは杏寿郎さんと同じハーフアップだけど今日はカナヲみたいにサイドテールにして、メイクも軽くした。
これで準備完了
母「とても似合ってるわね。くれぐれも気を付けて行ってきてね」
「うん。それじゃあ行ってきます」
杏寿郎さんを待たせる訳にはいかないと思い、早めに家を出た
〇〇公園に着くともう杏寿郎さんは来ていた。まだ30分前なのに……それにしても、杏寿郎さん浴衣なんだね。カッコいい
杏寿郎「ん?Aか」
まだ声掛けてなかったのに気付いたね。流石元柱だ←(貴方も元柱でしょ)
「杏寿郎さん、ごめんね。待たせたね」
杏寿郎「いや、俺も今来た所だ(ニコッ」
「//////」
浴衣姿の杏寿郎さん、色気がヤバい。しかも笑顔が余計に輝いて見える
杏寿郎「A、浴衣似合ってる。それに綺麗だ……ん?この浴衣はアサガオか!確か花言葉は…儚い恋 固い絆 愛情だったけか」
「エヘヘ、杏寿郎さんに言われると何だか嬉しいな。そういう杏寿郎さんこそ似合ってるよ。とてもカッコいい」
杏寿郎「ありがとう。早速行こうか」
うわぁ〜紳士スマイルいただきました。カッコ良すぎて死にそうです
杏寿郎「手を繋ぐぞ。はぐれたら嫌だからな。何食べたい?」
「たい焼き」
杏寿郎「行こう」
恋人繋ぎで目的のたい焼き屋付近に着いた
「人多いね」
杏寿郎「夏休みに入るからな」
「杏寿郎さんもたい焼き食べる?」
杏寿郎「よもや!」
「(ビクッ)!?どうしたの?」
杏寿郎「驚かせてしまってすまない。あれが気になってな」
杏寿郎さんが指を指したのはさつまいもペーストのたい焼きだ
「良いよ。待ってて買ってくる」
杏寿郎「俺が払おう」
「僕が食べたいって言ったから僕が買ってくるよ。駄目かな(ウルウル)」
杏寿郎「///(今のは反則だろ)…分かった」
「それとも一緒に並ぶ?」
杏寿郎「後者で」
結局2人で並んだ。順番が回ってきた
「さつまいもペーストのたい焼き10個と粒餡のたい焼き2つください」
店員「お嬢ちゃんとお兄さんさん熱々だね。恋人かい?」
杏寿郎「まぁそんなところです」
店員「お嬢ちゃんはべっぴんでお兄さんはイケメンだから特別にまけてやる。半額な」
「わぁ〜嬉しい。おいちゃんありがとうございます」
まけてくれた。本当に嬉しい
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作者名:ツナミカワ | 作成日時:2020年10月24日 4時