3 夜風 ページ4
英に髪を乾かしてもらったあと、及川に呼ばれたようで英は体育館へ行ってしまった。
A『ちょっと暑いなー…』
A『風にあたってから、部屋戻ろ』
私は夜風にあたるために、外へ出た。
しばらく涼んでいると
赤「Aさん」
急に名前を呼ばれたので振り返ってみると
赤「Aさんも涼んでたんですね」
A『あ、赤葦!』
A『うん、お風呂入ってちゃっと暑くなっちゃったから』
赤「夜でも少し暑いですからね」
すこし湿ってるが涼しい風が私たちの髪をなびかせた。
…
A『…クシュンっ!』
ちょっと冷えてきたかな…
赤「寒いんですか?」
A『んー…少しだけね。でも大丈夫だよ!』
まぁ、このくらいの寒さなら何とかなるでしょ
でも上着くらい持ってくればよかったかな…結構薄着だし
赤「とりあえずこれ着といてください」
A『え?』
赤葦は自分の着ていた上着を差し出した
A『いや!ダメだよ!赤葦風邪ひいちゃうじゃん!』
赤「俺は大丈夫です」
A『いや、でも…』
赤「いいから着といてください。」
赤「俺はAさんに風邪引いて欲しくないんです。」
真剣な眼差しでそう言われた。
お風呂上がりの赤葦は髪が少し濡れているのもあり、少し色っぽく見えた。
A『う、うん…///』
そんな真剣な目で言われたら断れないよ…しかもなんかいつもよりかっこいいし、
赤葦は私が上着を着たのを見るとニコッと微笑んだ
A『…っ////』
周り暗くてよかった…
明るかったら絶対顔赤いのバレるし
―――――――――――――――
赤葦side
A『でも、やっぱり赤葦が風邪ひいちゃうと困るから…』
赤「?」
Aさんが隣りにきた
赤「…えっ/////」
Aさんの肩が俺の肩に触れた
A『くっついてた方があったかいでしょ?』
A『上着借りちゃってるし、赤葦も冷えないように!』
赤「はい…」
近くにある横顔。甘い香りと小さな肩。
赤「はぁー…」
俺は溜息ついて伏せてしまった。
A『え!どうしたの?』
ドキドキしてこんな赤い顔Aさんには見せられないな…
赤「もう、なんでそんなに可愛いんですか」
そう言うとAさんは顔を赤らめた
A『は!何いってるの!////』
赤「こういうこと他の人にはやったらダメですからね」
A『…え?』
赤「俺だけにしといてください」
A『は、はい』
――――――――――――
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果 - すごい面白いです生理もっと出して!!!! (2022年9月19日 19時) (レス) @page4 id: 71d22da1c4 (このIDを非表示/違反報告)
かしわもち - 赤葦FIGHT (2022年7月26日 15時) (レス) @page4 id: 82b6cff03d (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - 確かに、いわちゃんにもっとあまえてほしぃぃ (2020年8月10日 10時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
ら ー(プロフ) - Soraさん» コメントありがとうございます( ; ; )ノヤっさんと田中出してきますね!楽しみにしていてください!あと岩ちゃんも(笑) (2017年7月5日 18時) (レス) id: ad1e60dbd9 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(プロフ) - 国見ちゃんがんばれ!!! (2017年7月5日 1時) (レス) id: 38a7b94d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ら ー | 作成日時:2017年6月26日 22時