恋しい…15話 ページ14
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食堂は１階で、皆が寝てる部屋は３階だから、少し離れてる。
「詩乃ちゃん、ありがとね！」
坂「！えっ、な、何がですか？」
なんの前触れもなく、私がお礼を言ったから、詩乃ちゃんはビックリしてる。
「あーほら、私がみんなと和解出来たのも、この合宿にこれたのも…………詩乃ちゃんのおかげだなって、思ってさ！」
坂「……………そんな、和解出来たのはAさんの人柄と皆がAさんを愛してるからですよ！
私なんて、なんにも出来てませんし、私こそAさんと出会って人生が変わりました。
もちろんいい方に！
だから、野巻さんにも感謝ですかね！」
「もう〜詩乃ちゃんでは………」
坂「あっ、そうだ。
そう言えば、国見君には返事しないんですか？
好きなんですよね、国見君のこと！」
「//////あっ、とーそれはね………///か、隠すつもりは、な、な、なかったんだけど/////じ、じつ、実は……………昨日……………告白して、こ、恋人になりました////」
は、恥ずかしいな。
坂「……………………うぅぅ…よがったです。
国見の気持ちが報われたんですね。
自分の事のように嬉しいです。」
「ハハッ……ありがとう。
もしかして詩乃ちゃん………英のこと……」
詩乃ちゃんが泣いてる。
もしかして、詩乃ちゃんは英の事好きだったの？
坂「ち、違います。誤解しないでください。
私はだだ、国見がどれだけAさんの事好きだったか、知ってるから。
だから、その気持ちが報われたんだって思ったら嬉しくて！」
そっか…………もしかしたら、私の知らないところで英が相談してたりしたのかな。
「色んな意味で、ありがとう詩乃ちゃん。」
私ってば、ほんとに色んな人にささえられてるよね。
幸せ者だ！
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年5月2日 11時
