好き？４話 ページ4
Aside
「〜〜っんで…ど・う・ゆ・う・事・か・な？侑くん」
ニッ〜ッコリとした笑顔を張り付けて、侑方を振り向いた。
侑「〜〜ッヒイ！」
「いや、何を驚いてんねん。
ちょっと、意味がわからんから説明しよか？」
侑「…………ッウス」
「時間は…ないんやろ。今から朝練やもんな。
私は早くに家を出たから余裕あるけど。」
侑「あーそれやったら俺も大丈夫やで！
今日は朝練ないしな。」
えっ、なに言うとんこの人。
さっき『毎日朝練ある』ゆーとったやん。
私の疑問に気づいたのか
侑「さっきのは嘘や。あの女がしつこいからな。毎日登校時間はズラしてんねん。ほんま鬱陶しいわ！」
そう言われれば、いっつも一緒におる治がおらへんもんな。
「ふーん、大変ですねモテる男は。」
嫌みっぽくいってやる。
侑「そんなもん、好きな女にモテんかったら意味ないやろ！」
えっ！
好きな女？
侑………彼女はおらんくても、好きな子はおるんや。
また、昨日とおんなじようなモヤモヤと、胸の痛みが始まった。
あーイヤヤな。
なんやろこれ。
侑「なーちょっとあそこで話さへん？」
そういって侑が指を指したのは駅前の公園にあるベンチ。
私は頷いて侑のあとをついて行った。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣
ベンチに座ると
侑「ごめん！」
いきなり目の前で両手をパチンッと合わせて、謝ってくる侑。
「うん、まあ、別にええよ。あれくらい。
だけど、ちゃんと説明はしてほしい」
侑「そうやんな……アイツは別の中学なんやけど、電車で痴漢におうてる所をたすけた事があんねん。
それから、駅で待ち伏せされたり学校はまで迎えに来たりしてて、ほんで告白もされたんやけど………断ったで。せやけど飽きられられへんゆーて、ストーカーみたいになっとってん。
彼女がおるって言うても、信じんくて………まあ、そこにAがちょうどおったし……って感じなんやけど……悪かったな！変なこと頼んで！」
なるほどね……じゃ、昨日の夕方見たのも絡まれてただけなのか。
ハハッなんじゃそら！
「そっか……これからは大丈夫なん？」
侑「んーどうやろな。
これで諦めてくれるとええねんけど。」
「いや、諦めんやろ。
だって、私に『おぼえとけよ！』って言うてたやん！」
侑「あーゆうてたな。」
なんかええ方法はないんかな？
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井尾 - ところどころ主人公と関西キャラ以外が関西弁喋ってるの直した方がいいですよ。 (2019年2月6日 16時) (
レス) id: 16826e8e07 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 16話、ようさんじゃなくてぎょうさんだと思うんですけど使ってる高校生全くいませんよ！ (2018年5月2日 23時) (レス) id: 6360d8164f (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - 爽姫さん» ご指摘ありがとうございます。打ち間違いですね。訂正いたしました。続編もよろしくお願いします。最近、更新できてなくて申し訳ないんですけど！頑張りまっス。 (2018年3月16日 18時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
爽姫(プロフ) - 好き２８の夜梨子(？)のセリフなんですけど、自分にありがとうっていってますよ笑 面白いのでこれからも頑張ってください (2018年3月13日 21時) (レス) id: 4a2d13360b (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - 百々目鬼さん» コメントありがとうございます。続編公開しておりますのでよかったらご覧ください。 (2018年2月16日 16時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃさん | 作成日時：2018年2月1日 11時
