好き?2話 ページ2
Aside
目の前にいるのは、天敵の宮侑。
よくも3年間、人の事を子分扱いしてたな!
いくら助けられたとはいえ、コイツだけは許せん。
侑「…………なんなん、それってお前の本性か?」
「……だからなに?
もう、ええわ。今まで猫被ってだけどもうやめや、今のでバレたしどうせ言いふらすやろ。」
これぞ開き直りやわ!
もう、うだうだいってても仕方ないしな。
侑「なぁ、俺の前だけにせえや。」
「はぁ?なにがやの!」
コイツは何をゆうとんや。わけわからん事ゆーな。
侑「せやから//////俺以外の前では、今までみたいに猫被っとけって、ゆうてるんやん!」
えらい顔を赤くして言うもんやから、こっちまで恥ずかしいやん/////
「な、なんでよ///////」
侑「お前なぁ…/////言わなわからんか?//
俺の前以外では素になんなってゆうてるんや!アホか!」
「それって………どうゆうこと?」
侑「…………もうええは!
とりあえず決定な!お前は俺以外の前では今まで通りやからな!」
それだけを言い捨てると、宮侑は走っていった。
ランドセルをほったらかしたまま。
でっかい忘れもんやこと。
しゃーないなっ、
家まで届けたるしかないな!
私は宮侑のランドセルを片手に持ち、宮家へと向かった。
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その日からは、侑にいじめられる事はなくなり、何でかいっつも一緒におるようになった。
まあ、ずっと一緒におったら、コイツのエエとこも見えるし、人より整った顔はかっこいいなとも思うようになったけど………恋心とは程遠かった。
そんなこんなで小学校を卒業して、私は私立の女子高へ侑はバレーの強い私立の中学へと進学した。
学校が違えば会うことが格段に減る訳でちょっと寂しいかななんて、思った矢先、私は見てもうた。
駅前で女の子とイチャイチャと腕を組んで歩いてる侑を。
彼女が出来たんやな…………ズキッ!
そう、思った瞬間に胸が痛なった。
なんやねん、これ!
お腹の中に鉛がたまるようなモヤモヤとした感じ。
相変わらず胸はズキズキッと痛むし。
これは病気かな?
私はそんな侑達を見ていたくなくて、その場をそっと離れた。
その日は一睡もできなかった。
目を瞑ると思い出される、さっきの光景。
耐えられなくなり、まだ、早い時間だけど学校に行こうと家を出た。
その行動が……後の私の運命を変える事になるとは知らずに。
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井尾 - ところどころ主人公と関西キャラ以外が関西弁喋ってるの直した方がいいですよ。 (2019年2月6日 16時) (レス) id: 16826e8e07 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 16話、ようさんじゃなくてぎょうさんだと思うんですけど使ってる高校生全くいませんよ! (2018年5月2日 23時) (レス) id: 6360d8164f (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - 爽姫さん» ご指摘ありがとうございます。打ち間違いですね。訂正いたしました。続編もよろしくお願いします。最近、更新できてなくて申し訳ないんですけど!頑張りまっス。 (2018年3月16日 18時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
爽姫(プロフ) - 好き28の夜梨子(?)のセリフなんですけど、自分にありがとうっていってますよ笑 面白いのでこれからも頑張ってください (2018年3月13日 21時) (レス) id: 4a2d13360b (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - 百々目鬼さん» コメントありがとうございます。続編公開しておりますのでよかったらご覧ください。 (2018年2月16日 16時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃさん | 作成日時:2018年2月1日 11時