愛…４４ ページ44
Aside
木村くん？に告白されちゃってほんとにビックリしちゃったよ。
話したこともないのに【好きだ！】なんて、木村くんもおかしな事を言うんだから……
でも、ちょっとアブなかったかも……
だって、木村くんってばお断りしたのに、しつこく近づいてくるんだもん…思わず怖くて後ずさっちゃったよ。
おかげで、躓いてコケそうになるし……
まあ、それは木村くんが助けてくれたから怪我もなかったんどけど……タイミング悪く京治に見られちゃったよ。
やましい事がないとはいえ、こんな現場を見られたくは……なかった。
だって、逆の立場だったらショック過ぎるもん。
木「お、俺！赤葦さんの事がほんとに好きなんだ！だ、だから…お、俺…の事も見てほしくて…」
赤「…………………………………………………………………………………………はぁ？木村お前なに言ってんの！
Aは俺ｎ「け、京治！」…………の大切な妹なんだ。お前なんかにやらない。
いくぞ！A！」
京治の迫力に圧倒されてる木村くんは呆然としていた。
いや、ダメでしょ京治。
今、なんて言おうとしてたのよ！
私たちの…関係が……バレたら………離ればなれにされるかも知らないんだから！
私と京治は木村くんを屋上に残して立ち去った。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「ねぇ、京治………さっきなんて言おうとしてたの？」
下駄箱に向かいながら私は京治に聞いた。
赤「………『Aは俺の……もの…だ』って言いそうになった。」
やっぱりね………
「京治にそうゆう風に言われて嬉しいよ。でもね…それは言っちゃ駄目なんだよ……たとえ、本当の兄弟じゃなくても…」
本当の兄弟じゃないとしても…学校では双子の兄妹なんだから…その私たちが実は愛し合ってるなんてみんなに知られる訳にはいかないんだ。
ずっと、一緒にいるには…………
赤「わかってる……ごめん。軽率だったよ。
でも、Aが他の男の事を考えるなんて…絶対にイヤなんだ！」
「うん、私も京治が他の女の子の事、考えるなんてイヤ。」
私たちは…こんなにも想い合ってるのに……ほんとは血も繋がってないのに…
正々堂々と愛し合ってるとは言えない。
一緒にいるために。
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めーい(プロフ) - 更新頑張ってください！続きが気になります！笑がんばってください！！！ (2018年12月14日 22時) (
レス) id: 6d6828b7fa (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - 紅蓮姫百合桜さん» コメントありがとうございます。コメントが励みになって更新速度が上がりますよ！ありがとうございます。よろしくお願いします。 (2018年4月5日 7時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮姫百合桜 - これからの更新頑張ってくださいね(*'▽')楽しみにしてます！ (2018年4月5日 0時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年12月6日 14時
