愛…４０ ページ40
Aside
自分のクラスに戻って授業の準備をするとすぐに先生が教室へ入ってきた。
そう言えば…京治、チャイム鳴ったのに帰ってこなかった………
なんで！
なんかあったのかな……心配で仕方ないよ。
当然、京治の事が気になって授業に集中出来るはずもなく………
先生が何を言ってるのかもわからないまま…時間だけが過ぎていった。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
授業が終わり、いてもたってもいられなく私は隣のクラスへと向かった。
ちょうどお昼休みと言うこともあり、京治のクラスもざわざわとしてる。
チラっと覗いて見ると、京治がこちら向かってやって来た。
赤「どうしたの、A？いつもは俺が教室に迎えに行くまで、友達としゃべってるのに……」
そう、
「あーその…………ほ、放課後どっか行かないかなって……」
赤「あー今日はちょっと約束があるんだよな……ごめんな！また、こんど行こう？Aが行きたい所連れてくからさ！」
約束………そんなこと朝は言ってなかったじゃん。
もしかして、告白してきた女の子と…約束しちゃったのかな………
「…………………だ！」
赤「ん？なに？聞こえなかった、もう一回言って？」
「………………だから………」
ここで私が我が儘言ったところで、どうなるって言うんだろ。
京治を困らせて…私の我が儘に付き合わせちゃう事になるんじゃん。そんなのは…ダメだよ。
「んーん。なんでもない。今日はお昼一緒に食べられないって言いに来ただけ！じゃあね、京治！」
赤「えっ、A？」
私は京治の言葉を聞かないで…その場をあとにした。
だけど…私に行き場なんてないんだけどね…
「………京治の気持ちが…わかんないよ…私………」
私は一人になった廊下で呟いた。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
一日の授業が全て終わった放課後。
赤「Aー！」
教室の扉から私を京治が呼んだ。
「京治………どうしたの、約束があるんでしょ！早く行きなよ！」
赤「あーそうなんだけど、すぐに済むかも知んないから、駅で待っててくれないか？」
「それって約束が終わったら、私とデートしてくれるってこと？」
赤「ああ、そうだよ。俺だってAと二人で出掛けたりしたいんだからな！」
フフッ嬉しいことを言ってくれた。
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めーい(プロフ) - 更新頑張ってください！続きが気になります！笑がんばってください！！！ (2018年12月14日 22時) (
レス) id: 6d6828b7fa (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - 紅蓮姫百合桜さん» コメントありがとうございます。コメントが励みになって更新速度が上がりますよ！ありがとうございます。よろしくお願いします。 (2018年4月5日 7時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮姫百合桜 - これからの更新頑張ってくださいね(*'▽')楽しみにしてます！ (2018年4月5日 0時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年12月6日 14時
