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表36* ページ37

及川side



国木田さん達の後ろにいたのは、何人かの男性。


えっ、あの人達だれ?



太「国木田くん、見つけて来てくれたんだね!」





国「ああ、全員じゃねえけどな。」




そういってその男たちを体育館の中へ





太「お嬢さん。この人達に見覚えは?」


中村さんに問いかける太宰さん。



えっ、何々?


知ってる人なの?





中「し、知らないわよ!そんな男達!」




太「ふ〜む。知らないんだ。

だってさ、国木田くん!人違いなんじゃない?


んもぉ〜国木田くんてば駄目だなぁ〜」






国「おい、太宰!いい加減にしろよ。

俺がそんな仕事をするわけなかろうが!」





太「だよねぇ〜ってことで!今度はこの人達に聞いてみよう。


ねぇねぇ、君たち…この子の事知ってる?」




男達「えっ……あぁ、はい。知ってます。」




中「なっ!………なに言ってんのよ。嘘言わないで!」





男達「嘘じゃねえだろ。

お前が金を渡してきて、この体育館の中のもん荒らせっつったんだろうが!
今さら、知らん顔させねぇぞ!!」




中「ヒィ!!あ、あんた達。私が誰かわかっていってんの?

私のお父様はRYUコーポレーションの社長なのよ。あんた達みたいな虫けら、すぐに潰せるんだから!」





中村さんってこんな子だったんだ。


今までは猫を被ってたのかな?


まあ、お嬢様には見えなかったけど……どちらかと言えばAのがお嬢様だよねぇ〜





男達「んだとぉ〜「は〜い、そこまでね…」くそっ!」






太「もう、言い訳はムリだよ。

ゲロッちゃいなよ!!」






なんだか、この太宰さんのおかげと言うかせいと言うか……シリアスになんない。



中「チッ………ああ、もうわかったわよ!

ええ、そうよ。こらは私がこいつらにやらせたのよ!」




「なんで、そんな事したの?」





中「うっさいな!なんでもいいでしょ!

もう、バレー部なんて要らない!」




そう捨て台詞を吐いて、体育館から出ていった。





まあ、皆に茫然自失だよねぇ。



いったい何が起こったんだか……





太「とりあえず……解決したかな?」




国「監督さん。彼女の処分は学校にお任せしても……」





監「あっ、ああ、構わん。こちらで処分を決める。」





国「そうですか…では、お願いします。

この男達は、こちらの仕事に付き合ってほしいので、よろしいですか?」




監「あっ、ああ、すまん。任せる。」






こうして、体育館荒らし事件は何となく解決した。

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みぃさん(プロフ) - 月夜さん» ご指摘ありがとうございます。確かに太宰くさんは〔私〕ですね。わかってたのに、間違ってました。すみません。ゆっくりになりますが更新していくので、お楽しみに!! (2018年2月13日 10時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - お話とてもおもしろかったです!あの、太宰さんは一人称が[私]じゃなかったですかね?間違ってたらすいません!更新頑張ってください! (2018年2月12日 20時) (レス) id: bd264965d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年12月5日 17時

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