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表32* ページ32

中村side



ちょっと、いったいどうゆうことなのよ!


監視カメラがあるなんて報告はなかったわよ。





ちゃんと、私は私の下僕に調べさせたんだもの。


だから、そんなの嘘よ!





私を騙そうとしてるのね!



バカね、そんなのに私が騙される訳ないでしょ!



及「ん?どうしての……中村ちゃん。

誰かに何か聞いたの?」




「前にね………聞いたことがあったんだけど………私の聞き間違いかな?


それで、そのカメラの画像ってあるの?」





たとへ本当に監視カメラがあったとしても、私だってわからないはずだもの。





これで、もし、私が写っていたとしても、桐生Aだって言い張っちゃえば大丈夫でしょ!




及「あー何か監督の知り合いの人がDVDにして持ってきてくれるって、言ってたよ!

だから来たら中村ちゃんも一緒に見てくれない?

俺………一人で見るとか怖いんだよね。

何が写ってるかわかんないし!」






ほらほら、及川君も私に頼ってくれてるし。


私が疑われるわけないわよね!





「ええ、一緒に見てあげる。

これで犯人がわかったらいいね!」





少し、体育館の掃除をしていると、体育館の扉が申し訳無さそうに開けられた。




?「お待たせ〜DVD持ってきたよ!」





及「あっ、どうもありがとうございます。」






なんだかヒョロッとした人だな。




服装も………トレンチコートにハンチング帽っていつの時代の人よ。



まあ、顔はイケメンだけどね。





中「えっと、監督のお知り合いの人ですか?」



ここは猫を被っておくほうが懸命だわね。






?「ふ〜ん。なるほどね…………」




なんだか、頭のてっぺんから爪先まで見られてるみたいで……気持ち悪っ!






?「どうも、私は太宰と申します。

横浜の方で…ちょっとした探偵をしてましてね。

たまたま、宮城にいたもので……監督さんにはお世話になったご縁がありまして、お役にたてるならと………馳せ参じた模様なんですよ。お嬢さん!」




なんだかよくわかんないけど、探偵ね。



でも、あなたに犯人がわかるのかしらね!



私はミスなんてしてないもの。






及「じゃ、早速DVDを見せてもらっても……」






太「はいは〜い!少々お待ちを!」





何処からか持ってきたのか、小さいDVDプレイヤーを取り出した、太宰とか言う男。





太「んじゃ〜イッツァ〜ショ〜タイム!」




再生ボタンが押された。

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みぃさん(プロフ) - 月夜さん» ご指摘ありがとうございます。確かに太宰くさんは〔私〕ですね。わかってたのに、間違ってました。すみません。ゆっくりになりますが更新していくので、お楽しみに!! (2018年2月13日 10時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - お話とてもおもしろかったです!あの、太宰さんは一人称が[私]じゃなかったですかね?間違ってたらすいません!更新頑張ってください! (2018年2月12日 20時) (レス) id: bd264965d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年12月5日 17時

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