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表14* ページ14

Aside



職員室からの帰り道、徹がぽつりと呟いた。


及「昨日………国見ちゃんと帰ったんだ………」




ああ、徹のヤキモチだ。


付き合ってる訳ではない私たちだけど、お互いに独占欲があるらしく、やはりヤキモチは妬いてしまうのだ。



それは当然、私もだけど………嬉しいことに徹も妬いてくれる。




「うん、帰り一人だったから……送ってくれただけ。

だけど、そのお陰で私の疑いが晴れたんだもの、国見君のお陰だね!」





及「ごめんね……昨日は一人で帰らせちゃって……………でも、もう……あのおかしな条件はなくなったし、今日からはAだけだからね!」




「うふふっ…ありがとう徹。

私も徹が傍にいてくれると、心強いもん。」




私達は、どちらともなく手を繋いで歩いた。






 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
体育館に着くと、レギュラーメンバー以外は教室に戻ったようだった。



「みんな待っててくれたの?」




岩「まあな、気になってたした………それで、どうなった。」




私と徹は監督に言われたことを、そのまま伝えた。





花「なるほどな………現場を保存しろって、事だろな。」





保存……………犯人を見つけるためって事だよね。


犯人がわからなければ、いくら新しくしてもまた、同じことが起こらないとは言えないし………


だからって、警察はなぁ…………




松「俺さ、体育館に入ったとき……なんかおかしいなって………思ってて、ずっと考えてたんだけど…………体育館の床にいくつもの足跡があった気がするんだ。」





花「足跡?…………って、複数って事か?」





松「多分な……………」





矢「それって……ライバル校の仕業とかっすか?」





松「いや、そうと決めつけるのははぇーよ。

ただ、その可能性もあるってこと。」





岩「………………俺らのライバルって、」





金「白鳥沢………」





花「牛若?」





及「…………………それはないよ。

確かに、牛若のヤローはムカつくけど、こんな卑怯な事はしない。

それに、白鳥沢の部員だって………そんなことはしないと思う。」




徹は、牛島くんの事……信じてるんだね。

なんか、良きライバルって感じだね。




そんなことを話してると、私のスマホが鳴り響いた。



画面を見ると………昨日話したばかりの兄さんだった。




〔もしもし?兄さん?〕

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みぃさん(プロフ) - 月夜さん» ご指摘ありがとうございます。確かに太宰くさんは〔私〕ですね。わかってたのに、間違ってました。すみません。ゆっくりになりますが更新していくので、お楽しみに!! (2018年2月13日 10時) (レス) id: cda30a70c8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - お話とてもおもしろかったです!あの、太宰さんは一人称が[私]じゃなかったですかね?間違ってたらすいません!更新頑張ってください! (2018年2月12日 20時) (レス) id: bd264965d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年12月5日 17時

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