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Aside
私はジャージに着替えて、言われた通り部室棟の前で待つ。
待ってると、次々に現れる、今朝会った人たち
どうやら私と月島先輩は１番乗りで！部室に着いていたようだ。
田「おっ、月島の彼女ちゃんだな！
マネージャー、今日からよろしくな！」
「あっはい！よろしくお願いします。先輩！」
田｢せ、せ、先輩！うぉぉぉ〜最近、やっちゃんも先輩って呼んでくんねぇし……懐かしい響きだぜ！なっ、ノヤっさん」
うん、朝も思ったけど、この先輩………暑苦しいな。
佳子ちゃんはこんな人がタイプなんだね………佳子ちゃん、頑張れ！
私は応援するよ。
西「おう、Aじゃねぇか、こんなところでなにしてんだ？」
ノヤっさんなんて言うから誰かと思えば、西谷先輩だ。
この人も、田中先輩とテンションは一緒だね！
男らしくてかっこいいけど！
「あー月島先輩が一緒に体育館に行こうって……だから、待ってます。」
って言えば………
田｢けっ！リア充が！爆ぜろ」
またもや、荒ぶってる田中先輩。
まったくもって、この人は忙しい人だな。
西「まったくけしからんよな、月島は！
こんなに可愛い彼女がいんなら、早く連れて来いつーんだよ！」
田｢まったくだ！月島が独り占めなんて、ずりーだろ。」
「ははっ、アハハハハ(苦笑い)」
どんな反応をしたものかと、困ってると、
ゴンッ！
田｢いでっ！！！」
ゴンッ！
西「あでっ！！！」
天罰が下ってた。
縁「お前ら後輩に絡んでんじゃないよ。
いい加減にしろよ！
月島の彼女なんだからお前らに関係ないだろ！」
おお、やっぱり………この部長さんのお父さん感、半端ない！
縁「千秋さんも…ごめんな！
コイツらの事は無視してくれていいから！」
えっ、待って！
なんで、こんなにも笑顔が黒いの！
ちょ……軽くトラウマになりそうなんですけど！白目
「あは、あはははは」
バレー部、怖っ！
なんて、思ってると、
月「なんで、お前そんなに着替えるの早いの？
ほんとに女子？」
「へっ………じょ、女子てすがなにか？」
月「………まったく、髪もちゃんと整えなよ。」
そう言って、私の髪を、月島先輩は自分の手で髪を鋤いて整えてくれた。
えっ、なにコレ？
凄い、この飴とムチの使い分け方………
うっかり、ドキッとしそうになってしまった。
月島先輩……ただ者ではない……ない！
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年11月28日 17時
