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Aside



困った!本当にどうしよう。


これって、断ったらどうなるんだろう。



今の月島先輩の顔見たら、私は生きて帰れないことは明白だ。


だからって……好きでもないのに、付き合う方が………失礼だよね。




よし!言う、言っちゃうよ。


私の本当の気持ちを月島先輩に伝えよう……







うん、普通に怖いよね!





「月島先輩……私の話を聞いてもらえますか?」





月「………………分かった、いいよ。

話してごらんとりあえず聞いてアゲル!」



あー月島先輩。笑顔が黒いです。





「正直に言うと人を好きになる気持ちがよくわからないんです。」



月「えっ、キミ…でも彼氏いたよね。

好きだったんじゃないの?」



あーやっぱりそう思っちゃいますよね。



「確かにお付き合いはしてたんですけど、今思えば本当に好きだったのかなって!

騙されて二股かけられてたってわかったってムカつくけど、悲しくはないんですよね

これってやっぱり好きじゃないってこと……だと思ったんですけど。」




って、こんなこと、いきなり言われても先輩困るよね。




月「ねぇ、僕のことは嫌い?」




「そ、そんな嫌いだなんて先輩の事は尊敬しています。意地悪だけど!」




月「…………ちょっと!

まあ、いいや!とりあえず学校では付き合ってることにしよう。

ニセカノだよ、ニセ彼女!

だって朝、部活であんな事しちゃったでしょ。今更付き合ってないなんてキミ言えるの?」




あーそうだった!朝、月島先輩と付き合ってるって言っちゃったんだっけ!




「月島先輩はそれでいいんですか?私も良いですけど…………」




月「……キミ、本当に馬鹿だね。

僕は君のことが好きだって言ったでしょう。
だから僕はそれでもイイヨ。」



そうでした………うっかり!

だって、好きだって言われたこと今まであまりなかったから。




「じゃ、じゃあこれから、よろしくお願いします?」




月「なんで疑問文なの?……まあいいや!

じゃ、よろしくね。これからたっぷり楽しませてもらうから!」



あーこれは答えを間違ったかもしれない。


ニコニコとしている月島先輩を見ると不安でしかない。




こうして私と月島先輩は学校内でのみお付き合いすることになった。

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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年11月28日 17時

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