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Aside



ただ今、わたくし千秋Aは何故か、突然現れた牛島さんと牛島家の車に乗っております。



どうしてこうなったのか………





あのあと、訳がわからずしばらく話してると、主任さんから、今日は上がっていいと言われてしまったので、話の続きをするために着替え終わるのを、牛島さんに待ってもらい、何処かで話そうかとしたところ………


当然目の前にスゥーっと現れた1台の車。



運転席から現れたのは、ロマンスグレーな素敵な叔父様。




叔父様「若利、無事にAさんと会えたようだな。」




牛「はい、父上!」




ほっ?へっ?父上?


って、牛島さんのお父さんって事?


牛島father?




えっ、なになに?


私が婚約者って、本当なの?





もう、頭のなか?で埋め尽くされちゃったよ!




父「どうも、初めまして…若利の父です。

千秋Aさんですね。」




「………は……い。そうなんですが………私的には何が起こってるのか……サッパリわからなくて。」




父「…………ご両親からお話は…聞かれてないですか?」




ん?両親?


いや、なんにも聞いた覚えは………ナイ……ちょっと、待って!




そういえば、二人が最後に出掛ける前に言っていた言葉…………



A父「A……これで、お前にも楽をさせてやれるからな。」




A母「ほんとに、今まで苦労ばかりかけてゴメンね!幸せになんなさいね!」




って、言葉を残して出掛けて、帰らぬ人となったんどよね。





これって………牛島さんとの婚約が決まってたから?





牛父「ここで立ち話もなんですから……どうぞ乗ってください。」



そう言って後部座席に乗せられて………今ここ!






若「Aは今は何処に住んでいるんだ?

聞いていたアパートへ行ってみたが退去したあとだった。」




うちに来たんだ……それで、今まで探してくれていたと。





「今は……………(及川さん所に居候って言ってもいいのかな?)知り合いの所に……お世話になってます。」




牛父「そうなのですね………では、これからは家で住むといい。」




「いえ、そんなこと出来ません。」





若「遠慮することはない。どうせ、すぐに結婚して一緒に暮らすことになるのだから。」




えっ、待って待って………話がどんどん進んでない?





私ってこのままこの人と、結婚させられちゃう感じなの?



私は隣に座る、若利さんの方をチラッと見た。

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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年11月28日 17時

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