【HQ】俺の仲良くなった女友達に次々彼氏が出来るんだけど！３っ目【花巻貴大】

＊１０２＊春野side ページ15

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朝練で更衣室に入ったら、瀬川以外にしらない女子が二人が着替えをしてた。


更衣室は他の男子の部活のマネージャーも使ってるから、大方サッカー部か野球部辺りの新しいマネージャーなのだろう。



「おはよう…ねぇ、あなたたち何部のマネージャー？」



とりあえず初対面なんだから愛想よく、感じのいい先輩って印象をつけとかないとね！





貴「あっごめん。昨日、春野さんがお休みだったから、紹介出来てなかったよね。

この二人は、新しく男子バレー部のマネージャーをしてもらうことになった後輩だよ。」




はぁ？男バレのマネージャー？


あの、一昨日に言ってた話しの……



イヤイヤ、早すぎない？





それに私はまだ、いいとは言ってないのに、なに勝手な事をしてんのよ。




「誰が新しいマネージャーいれるって言った？」




貴「えっ、一昨日の朝練の時、徹にお願いすればって言ってたでしょ！

だから、お願いしたんだけど。徹はいいよって言ってくれたよ。ちなみにはじめも！」

どうゆうことなの。



なんで、私が何も知らされてないわけ？

信じらんない。




「及川がＯＫしても、私はすぐさまイヤなのよ！」



貴「どうしてイヤなの？

私たちは今年、引退なんだよ。後輩はいた方が絶対にいいし、２、３軍の人数を考えたら絶対に２人じゃ、無理だよ。

実際に、私がマネに入る前は２、３軍まで手は回ってなかったよね。」




何よ、偉そうに！！


２、３軍なんて練習したって……貴大達を追い越せる訳ないじゃない、それなのに……




「………………んで、私が……きゃなんないの。」




貴「えっ、なに？聞こえない！」




「だから！やっても上手くならない奴らのために、なんで、私がわざわざサポートしなきゃなんないのよ。」



そうよ、私くらいのマネージャーなら、サポートする選手だって一流の選手じゃなきゃぁダメでしょ！



貴「春野さん。なんか、勘違いしてない。マネージャーなんて偉くもなんともないんだよ。



マネージャーが選手を選ぶんじゃなくて、どちらかといえば、選手がどのマネージャーに支えてもらいたいかじゃないの。」



ほんとになんなのよ！


私が今まで守ってきた１軍マネの座は絶対にゆずらないんだから。


貴大の傍にこれ以上女を近づけてたまるか！



「私は絶対に認めないからね！！」

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