【HQ】俺の仲良くなった女友達に次々彼氏が出来るんだけど！３っ目【花巻貴大】

＊８９＊夢主side ページ1

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キーンコーンカーンコーン♪



お昼のチャイムが鳴って、教室中ザワザワとしだす。



花「Aーさん。お昼行こうぜ！」



そうか……バレー部は集まってお昼を食べてるんだっけ！



貴「あーごめんね。今日は友達と食べるから……徹にも伝えといてもらってい？」



今日のお昼は女バレの子達と食べる約束をしてるんだよね。



花「…………もし、津揶のこと、
気にしてるんだったら、俺がちゃんと言うよ！」


おお、そうじゃない…てか、それもあるけど、今日のは春野さんは関係ないんだよね！




貴「ありがとう、でも、春野さんの事は関係ないから……女バレの子達にお昼誘われてるの。

私もちょっと話があったから……また、明日そっちにいくよ！」



花「そか、分かった！及川に言っとくな！」




貴「うん、お願いね！」




貴大と松川くんが教室を出たあと、すぐに女バレの副主将の百合ちゃんが迎えに来てくれた。



西「A先輩、お昼いきましょ！

みんな、楽しみにしてますよ！」


貴「でも、私の事知ってるの今の３年生くらいでしょ、２年の子なんて１ヶ月位しか一緒に居なかったし…………」



西「そうなんですけど……水野主将がA先輩が入院してる間もずっと、話題にしてたからみんな先輩の事、大好きなんですよ！

もう、マネージャーの真帆ちゃんなんて、先輩のとこめっちゃ尊敬してるんですから！」



真帆ちゃん…って私が３年の時に入ってきた1年のマネージャーの子だよね。


１ヶ月の間だったけど、マネージャーとしてずっと一緒だったからかな？


なんだか嬉しいな！




そんな事を話ながら百合ちゃんに連れられて、皆の待ってる中庭へとやって来た。



西「お待たせーお連れしたよ〜

ジャン！瀬川A先輩です！」



主将「Aせんぱーい！」



女バ「心配してたんですよ！」



女バ「う、嬉しいです！ウッウウウ…」



色んな子が入れ替わり立ち替わり、ハグしてくれる。中には泣き出しちゃう子もいたり………



そんな中で、後ろの方にいた真帆ちゃん。



貴「………真帆ちゃん…久しぶり！」




真「………せ、先輩〜〜とっても、とっても会いたかったです。」


ギュッーっと抱き締めてくれる。



ほんと可愛い子達だ！




￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

ひとしきり感動の再会を果たした私たちは中庭に丸くなって座り、お弁当を食べた。




西「そう言えば…私、あり得ない噂を聞いたんですけど………A先輩って及川と付き合ってるんですか？」


えっ、なにそれ！

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