蜜…16滴 夢主side ページ16
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先「じゃあ今日はこれで終わりだ!気を付けて帰れよ!」
先生の言葉で新学期初日の学校は終わった!
今からは私の大好きな部活の時間。
まあ、今日はミーティングだけで!そのあとはもっとお楽しみの制服デートだ。
バレー部は強豪で中々部活の休みの日はない。
だから、こんな時しか制服デートなんて、出来ないし!!
ほんと、待ち遠しいな!
研磨と部室に向かって歩いてると、前から私の大好きな黒尾先輩がこちらに走って来ていた。
どしたんだろう。なんか、緊急の事態でも起こったんだろうか?
「どしたんですか?なにかありました?」
黒「えっ………別になんもねぇーけど?」
「だったらそんなに急いでどうしたんですか?」
息も切れて肩で大きく息をしてる。
黒「やっ………お前を迎えに行こうと思ってて……したら、うちの担任の話が長くなっちまって………遅れた!」
「そ、そんな……迎えに来てもらわなくても……大丈夫ですよ!教室離れてますし……ねっ!」
黒「〜っ/////いや、俺が早く………会いたかっただけだし!」
えっ、えっ、なに、この可愛い人。
体は大きいのに、顔を赤くして……ブツブツ言ってるし………メッチャ可愛い!
もーどうしてくれようか!!
「ニヤニヤニヤ〜私も会いたかったですよ」
黒「ニヤニヤすんじゃねえよ!」
「ムフフ…だァって……先輩可愛いんですもん!」
黒「なんだよな……お前のが可愛いわ!」
弧「ねぇ、さっきからふたり…ウザいよ!」
黒「なんだよ研磨、ヤキモチか?大丈夫だ、Aと付き合ってても
研磨は俺の大切な幼馴染みだからな!」
弧「………バカじゃないの!もう、俺…先行くよ!」
って言って、研磨は先に行ってしまった!
黒「じゃ、俺らも行くか!」
ん!って言ってまた、手を差し出される。
繋ぐって事なんだよね。
私は差しだそれた手に自分の手をそっと合わせる。
大きくて、暖かな手に包まれる。
あー私はやっぱり、黒尾先輩の事が大好きだな!
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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年10月28日 20時