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片想い9つ目 ページ9






「ほんと、ごめんって!わざとじゃないんだよ。ねっ、及川!」



及「・・・・わざとじゃないよ(ニヤ」



来「・・・・・チッ、ああ、分かったよ。」




「そっか、良かった!

あっ、そう言えば泰葉は部活どーすんの?

バレーまだ続けてるんでしょ!」



バレーの話を持ち出すと、途端に暗い表情に。


来「・・・・・・・・・・・・・」



なにも話さなくなった泰葉が気になるんだけど・・・・・



及「ねえ、A。彼はバレー経験者なの?」



「そうだよ。小さい頃からやっててね。

中学の頃は1年からレギュラーだったんだよ。凄いでしょ!」



及「へ〜え。でも、今の彼の態度じゃもう、やめちゃったんじゃない?」



来「_______くせに!」



及川の言葉に反応するように、なにかを呟いた泰葉。

でも、何を言ったかなんてわかんないよ。




「えと、泰葉・・・なんて、言ったの?」




来「・・・・あとで話すよ。」



そういって、泰葉が教室を出て行ってしまった。


すぐに追いかけようとしたが、立ち上がった私の腕をバシッと及川に掴まれて、椅子に座らされた。



及「今はAはいかない方がいい。

あとで話すって言ったんだから、ちゃんと待っててやれ。

アイツにも考えがあるんだろうから、なっ」



及川の言葉を聞いて、私は思い留まった。



やっぱり、男同士分かり合う所とかあるのかな?



何となく羨ましい。




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

あのあと、少ししたら泰葉は帰ってきて、


来「さっきは悪かった。

あとで話したいことがあるから、時間作ってほしいんだけど。」



「あ、うん。大丈夫。

今日は予定ないから学校が終わったら、時間は大丈夫だよ。」



さっきよりはマシになったけど、それでも表情は暗いままだった。


そんな泰葉を今まで見たこともなくて、会ってなかった間に何が起こったのか、何を思ってたのか知りたいと思ったんだよ。




及「・・・・・・・・・・・」



だから、その時、及川が何かを言いたげにしていたなんて、知らなかった。

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みぃさん(プロフ) - ドMさん» ワオ、ほんとだ!ご指摘ありがとございます。ただちに修正して参ります。φ(゜゜)ノ゜ (2017年2月26日 1時) (レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
ドM(プロフ) - あの、洗濯が選択になっています。あと、この作品とても面白いです!!これからも頑張ってください! (2017年2月26日 1時) (レス) id: 17ae613228 (このIDを非表示/違反報告)
niko0304(プロフ) - これも面白そうですね!更新頑張って下さい (2017年2月22日 18時) (レス) id: 6763380a53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃさん | 作成日時:2017年2月22日 17時

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