雨宮兄妹

17.意識を失う ページ17

ヒヤッとした物が体に当たる


それはナイフだった。


『キャッッ』


でも 兄にたちは喧嘩をしていて気付いてない


コブラ『おいっ、いくらなんでも雨宮の妹は関係ねぇーだろ 』


ナイフを当ててきたMUGENの下っ端の人にそう言った


『ありがとう』


コブラ『少し腕から血が出てる 』


そう言ってポケットからハンカチを取り出して私の腕にきつく巻いた


コブラさんは1番強そうな3人の中に黙って戻って行った


4対2


私はその、姿を目を離さずずっと見ていた


雅兄と1番強そうな目が青い人が殴り合っていた。 とっても強そうだった


ガーーーーンッッッッッ


視界がだんだん暗くなって行く...


頭が痛くて 手で触ったら 濡れた。かろうじて色がわかる わかるのは濡れた手には赤い 真っ赤な血液ということが...


広兄の、バイクから地面に崩れ落ちて



私は意識を失った。

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