少女は知らなかった ページ35
『……』
爆豪くんも強いけど、お茶子さんもすごい…
わ、私なら棄権するのに立ち向かっていくなんて…
「わっ！」
『ﾋｨｨｯ！！！』
「あ、ごめんごめん！そこまで驚くなんて思わなかったから！」笑
『お、お姉さん！？なんで…！』
今日はお得意様のところに行ったんじゃ…
「お得意様も何もここがお得意様だからね！」
『…………え』
「だから、ずっとあんたの活躍は見てたよ！お姉さんは嬉しいぞ〜！
録画しておいてよかった〜！帰ったら編集してDVDにしないと！」
『え、ちょっ！ちょっと待って！お得意様って雄英なの！？お姉さん！？』
「えー…言わないとダメ？」
『ダメ！！』
な、なんで！？
そんなの聞いてない！
「私、ここの卒業生でそのご縁でイベント事に呼ばれてるの」
『え！？じゃ、じゃあひ、ヒー…』
「あー違う違う！私も普通科！ヒーロー科に編入しようか悩んだんだけど
ヒーローっていう職業に憧れを持ったことないから辞めた」
『もったいない！』
「まぁまぁ。今の生活も気に入ってるし、別にいいじゃない！」笑
し、知らなかった…
「それより…見なくていいの？もしかしたらぶつかる相手なんでしょ？」
『ﾊｯ！』
ま、また見逃すところだった…！
『？』
《おい！それでもヒーロー志望かよ！そんだけ実力差があるなら早く場外にでも出せよ！
女の子いたぶって遊んでんじゃねぇよ！》
「あー…全然わかってないね…」
『？どういうこと？』
「ってあんたもかい！まぁ、見てなさい」笑
《今遊んでるつったのプロか？何年目だ？シラフで言ってんならもう見る意味ねぇから帰れ！帰って転職サイト見てろ！》
「ヒュー！カッコいいね〜」
『お姉さん…』
《爆豪はここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してるんだろう。本気で勝とうとしてるから手加減も油断もできねぇんだろうが！》
『あ』
「やっと気付いた？」
『うん』
テレビ画面にチラッと写った
お茶子さんが個性で浮かせている石が見えた
《勝ぁぁああああぁつ！！！》
《流星群！？》
《気付けよ》
だが惜しくも…
《爆豪会心の爆撃！麗日の秘策を堂々正面突破ー！》
「もう決まったね…」
『うん』
「Aも頑張れ！お姉さんは観客席で応援してるから！」
『うん！ありがとう！』
少年たちはヒーローでもあり恋のライバル→←少女は期待されている
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みかん野郎(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年6月26日 18時) (
レス) id: b0dd4121e7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - おもしろかったです！頑張ってくださいねq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2017年6月26日 14時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みかん野郎(プロフ) - しらたま。さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年6月24日 19時) (レス) id: b0dd4121e7 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。 - とても面白いですねっ！切島の小説なかなかないので嬉しいです( ´∀`)これからも頑張って下さい！応援してますーー!! (2017年6月24日 18時) (レス) id: ba0df9f836 (このIDを非表示/違反報告)
みかん野郎(プロフ) - 由依さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年6月13日 22時) (レス) id: b0dd4121e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん野郎 | 作成日時：2017年4月5日 17時
