少年はずっと思っていた ページ31
切島鋭児郎side
Aは昔からビビリでよく泣いていた
そんなAを今まで守ってきてた
俺はそれが自分がヒーローになった気分で
Aも俺のことをヒーローみたいと嬉しそうに言っていた
だけど、中学にあがると
Aと話すのが恥ずかしくなった俺はAを避けた
Aも気付いたのか話しかけて来なかった
でもそれが俺にとっては寂しくて物足りなかった
俺から避けたのに話したくて堪らなかった
受験日、Aもヒーロー科じゃなかったけど
雄英を受けるって聞いて、やったと思っちまった
Aと話している内に俺は昔から抱いてきた想いを思い出した
俺は今でもあの約束を覚えてるぞ
「なぁ、」
『？』
「あ、や、なんでもねぇ！わ、悪ぃ！」
『え、あ、う、うん…？』
あの時、Aは俺に守られてるのが本当は嫌だと言った
今隣にいるAが遠く感じる…
本当は俺なんて要らないんじゃねぇのかって俺らしくもないことを考えてた
『！？き、切島くん！？』
「え？…あ！わ、悪ぃ！！」/////
知らない間に手を握っていたらしい
『あ、え、えっと、ど、どうしたの？』
「え？」
『さ、さっきからよ、様子が変だから…あ、へ、変っていっても何時もの切島君じゃないっていう意味で…』
…ッ
あー…やっぱり俺…
「なぁ、あの約束のこと覚えってか？」
『え』
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みかん野郎(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年6月26日 18時) (
レス) id: b0dd4121e7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - おもしろかったです！頑張ってくださいねq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2017年6月26日 14時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みかん野郎(プロフ) - しらたま。さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年6月24日 19時) (レス) id: b0dd4121e7 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。 - とても面白いですねっ！切島の小説なかなかないので嬉しいです( ´∀`)これからも頑張って下さい！応援してますーー!! (2017年6月24日 18時) (レス) id: ba0df9f836 (このIDを非表示/違反報告)
みかん野郎(プロフ) - 由依さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年6月13日 22時) (レス) id: b0dd4121e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん野郎 | 作成日時：2017年4月5日 17時
