不機嫌なLife

３９話 晴齋side ページ42

ヤヒコが大変なことになってるというので急いで青龍寺に駆けつけたら

今日１日避けられていたAもいた

ついでにヤヒコが反省をせず盗み食いをしたのもわかった



禅｢持ってこよう｣


花｢え？何を？｣


禅｢うちで育てたジャガイモ｣



禅子はそう言うとヤヒコが大きくなった原因かもしれないジャガイモを持ってきてくれた


晴(家庭菜園？)


禅子がジャガイモの袋を開けると臭いにおいが漂ってきた



晴｢んッ！？｣



あまりの臭さに咳き込み、距離をとった

その時に何かが俺に抱きついてきた

あまりに強烈な臭いだったので何が抱きついたのかは見ていなかった



ヤ｢ねぇ晴齋
さっきはこのおいしそうな匂いに消されて気付かなかったけど

これさぁ

微かに妖怪臭い

ジャガイモについた土から臭う｣


ジャガイモを育てている畑に行くことになった


花｢……ってことになりましたけど…

！？って安倍さん！！人の妹に何してるんですか！？｣



俺に抱きついている何かがAだということが

芦屋(兄)のおかげでわかった

だが、あまりの臭さに耐えられなかったので

先に袋を閉めてもらった


抱きついているのがAだとわかると嬉しかった

心拍数もいつもより早くなった



が

妖怪を先に祓わねばいけないのでAを呼んだが

反応がなかった



晴｢おいA？……おいA！｣


｢は、はいぃぃぃぃ！？｣



声量をあげると今気付いたかのように
抱きついたまま俺を見上げた


この態勢だとAが上目遣いをしていて(あと顔も赤かった)

また心拍数が上がった



晴｢もう臭くねぇから離してくれ｣


｢ご、ごめん｣



本当はもうちょっとあのままがよかったが我慢した

芦屋(兄)たちにバレないように深呼吸をした



晴(あークソッ…不意打ちはナシだろ/////)



その後、Aがヤヒコのもふもふを味わいたいとか言って

初めて兄妹なんだとおもった


＿＿＿＿

なんだか知らない間に
たくさんのお気に入りが……(震え声)

ありがとうございます！！！！(土下座)

また暇があれば更新しておきます！！

よろしくお願いします！！

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