不機嫌なLife

３４話 ページ37

｢………ねぇヤヒコ｣もふもふ


ヤ｢なーに？｣


イツキたちを待っている間
ヤヒコのもふもふを味わっていた。


｢やっぱりイツキも来るよね？｣


ヤ｢来るよ！！ボクと遊んでくれなきゃ嫌だし！！！


もしかして…………Aとイツキはケンカしてるの？｣


｢ケンカではないんだけど…

なんていうか気まずい感じ？｣


ヤ｢ふーん…早く仲直りしてよね！ボクと遊んでくれなきゃ嫌だから！！！｣


｢私利私欲ね…(苦笑｣


禅｢ヤヒコ、A。花繪たちもうすぐ来るって｣

お茶と落雁を持った禅子が来た


｢…りょーかい｣


ギャーギャー

｢…向こう騒がしいね…｣


禅｢たぶんもう来た…ちょっと行ってくる｣


｢ここで待ってるね｣


禅｢わかった。じゃあヤヒコのことちょっとだけよろしく｣


ヤ｢早く〜！！｣


(物怪庵で来たな…怒られるな〜(菩薩顔))

｢……｣


ヤ(ピクッ)

ヤヒコの耳がちょっとだけ動いた

ヤ｢晴齋ィーーー助けてェーーー｣


花｢うわっ｣

突き当たりから出てきたお兄ちゃんが出した第一声だった


ついでに言うと私はイツキたちが出てきた廊下のほうにいるのではなく

ヤヒコの後ろに隠れていた (さっきのはなんとなくでわかった)


ヤ｢挟まって抜けないんだよぅーーー｣ギシミシッ


禅｢学校から帰ってきたらこうなってたんだ…

ヤヒコ、Aは？｣




晴｢……A？｣ピクッ

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