愛の檻 2 ページ18
「ただいま〜」
そう言いながら鏡をゆっくり押しこめると、そのまま自動で鏡が吸い込まれて奥に進むことの出来る道が現れる。
奥に続く道を歩いてくと、蝋燭の明かりに照らされた下へと続く階段が現れる。
そう、鏡は地下へ続く隠し扉ってこと！
階段の下まで降りて、地下室の扉の前に立って、鍵を開ける。
「いい子にしてた？」
重い扉を開けると薄暗い部屋に居たのは、細い裸に白いシャツと黒いネクタイだけ着た男。
そして、彼の左足には床から繋がる鉄の鎖。
あっでも部屋の中なら自由に動ける程度の長さはある。
「ああ、、玄樹さん、、、お帰りに、、」
「勇太、また、遊びにきたよ？」
そう地下室に僕はある男を飼ってる。
これの名前は神宮寺勇太。歳は僕の1個下かな。
2年前くらいに、自分の会社にふらっと遊びに行ったら、新人社員として研修を受ける彼を見つけた。
誠実そうな目に爽やかな顔立ち、、、、
ぶっ壊したいって思った
だから、お爺様にね、神宮寺勇太が欲しいって言ったの。
そしたらお爺様本当に用意してくれたの。
初めてここに来て、地下室で拘束されてる神宮寺勇太を見つけた時は興奮でどうにかなりそうだった。
だいたい別荘にこんな隠し部屋作ってて、僕のお願いをこんな形で叶えてくれる辺り、お爺様も昔は色々やってたのかも。
失踪したらみんな探さないのか？って思うじゃん？
実は神宮寺勇太は、海に飛び込んで死んだことになってる。
目撃した人と遺書の発見から警察がそう発表した。
お爺様がどこまで手を回したのか知らないけど、まぁ日本の政治も裏で主導してたっていうし、警察とか動かすのは朝飯前だったのかも。
とにかく晴れて1年前から神宮寺勇太は僕のものになった。
ずっとこの地下室に閉じ込めてるけど、なかなか壊れてくれない。
でもすぐ壊れちゃってもつまんないし、そんなとこも僕が一目惚れ？しただけある。
週末以外はなかなか来れないから、僕のいない間の分の食料は余るくらいこの部屋に置いてあるのに、必要最低限しか食べようとしない。
だから白シャツから見える手足は凄く細い。
死なれたりしたら僕の本来の目的と違うから、1週間ぶりに帰ってきたら一番最初にするのは栄誉補給。
椅子に座らせて手足を固定して、栄養補給の点滴の針を刺す。
これも最初は嫌がってたけど、最近は大人しく言うこと聞いてる。
これが終わったらお楽しみ！
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こまめ(プロフ) - Ruiさん» ありがとうございます！こちらがいっぱいになってしまったので、移行先の方で「魅惑の香りに誘われて」の続編を書きたいと思います！気に入って頂けて嬉しいです。 (2020年5月20日 2時) (
レス) id: 4fef58dc44 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - コメント失礼します。この作品大好きです！特に「魅惑の香りに誘われて」を見ててすごく楽しかったです！続きを見てみたいです。←語彙力が… (2020年5月16日 21時) (レス) id: bbdbf418af (このIDを非表示/違反報告)
こまめ(プロフ) - number0042さん» お気遣いありがとうございます！拙い文章ですがそう言っていただけて良かったです！ (2020年4月14日 14時) (レス) id: 4fef58dc44 (このIDを非表示/違反報告)
number0042(プロフ) - はじめまして！いつもこそこそとこまめさんの作品をみているものです〜。外に出れず、ストレスがたまる一方ですが、お体にお気をつけください！こまめさんの作品をいつも楽しみにしています！！ (2020年4月13日 22時) (レス) id: 2908b27432 (このIDを非表示/違反報告)
こまめ(プロフ) - なす。さん» リクエストありがとうございます！ご期待に添えるか分かりませんが、書いてみます！ (2020年2月15日 2時) (レス) id: 4fef58dc44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまめ | 作成日時：2020年1月7日 3時
